ZWIFTレース必勝攻略ガイド【ヒルクライム・スプリントレース・タイムトライアル・クリテリウム】

Contents

ZWIFレースに参加する3ステップ

ステップ① 参加レースを決める

ZWIFは毎日多くのレースが開催されています。

レースはZWIFコンパニオンアプリで簡単に見つけることができます。

コンパニオンアプリには、レースの簡単な説明が書かれています。

ルート、距離、ラップ数、獲得標高が書かれています。

その他、パワーアップアイテム使用の可否が書かれている場合もあります。

パワーアップアイテムについてはこちらの記事を参考に

ZWIFT(ズイフト) レースに勝つための6つのパワーアップアイテム 効果的な使い方とミステイク 

ステップ② 参加カテゴリーを決める

レースによっては、FTPに応じたカテゴリー分けがあります。

体重1kgあたりのパワーである、パワーウェイトレシオに応じて決められます。

パワーウェイトレシオについてはこちらの記事を参考に

Alpe du Zwift(アルプ・ド・ズイフト)60分切りのための5つの秘策と必要なパワーウェイトレシオ

カテゴリーは、過去のパワーデータを反映し、自動的に決められます。

カテゴリー分けのあるレースでは、自分のカテゴリー以外はエントリーできないようになっています。

カテゴリーパワーウェイトレシオ
A4.0w/kg~
B3.2w/kg~4.0w/kg
C2.5w/kg~3.2w/kg
D~2.5w/kg

レースによっては、性別など他の基準でカテゴリーを分けている場合もあります。

カテゴリーについてはこちらの記事を参考に

ZWIFTレースのカテゴリー 仕組みとレースへの活用方法

ステップ③ レースに参加する

ZWIFにログインし、「レースに参加」をタップするだけで自動的にスタートラインへ移動できます。

少なくともスタート10分前からウォーミングアップをする必要があります。

ZWIFレースはスタートが非常に速いです。

スタート直後から全力でペダリングする必要があります。

ZWIFレースでウォーミングアップは非常に重要です。

ウォーミングアップについてはこちらの記事を参考に

ZWIFTレース前に最適 究極のウォーミングアップ4選

ZWIFTレースに勝つための基礎知識

スタートダッシュに備える

ZWIFTレースのスタートは最もきつい場面です。

スタートから全力でペダルを回しましょう。

スタートで遅れると、最初の30秒でレースが終わってしまいます。

スタートの遅れは致命的です。

スタートで遅れると、先頭集団に復帰することはかなり困難です。

ウォーミングアップを十分にして、スタートダッシュに備えましょう。

ウォーミングアップについてはこちらの記事を参考に

ZWIFTレース前に最適 究極のウォーミングアップ4選

ドラフティングを最大限に利用

ZWIFTレースも実際のレースと同じようにドラフティングが効きます。

周りの選手を上手く利用することが重要です。

ZWIFTレースはバーチャルなので、特有のドラフティングがあります。

ドラフティングの仕組みを熟知することが大切です。

ZWIFTのドラフティングについてはこちらの記事を参考に

ZWIFTのドラフティングを最大化するための6つの秘策

コースを知る

レースが行われるコースの特徴を知ることが大切です。

ZWIFTレースでアタックがかかるのは、上りとその手前です。

どこに上りがあるかを知ることで、アタックに備えることができます。

自分からアタックすることもできます。

ZWIFTのコースについてはこちらの記事を参考に

ZWIFT 3大ヒルクライムコース「Ventoux」「Alpe du ZWIFT」「Epic」完全攻略法

室温を下げる

インドアトレーニングは、想像以上に室温がパフォーマンスに影響します。

ZWIFTの最適室温は17℃以下です。

室温を低くすることで、体内心窩部の温度上昇を防ぐことができます。

体温が上昇すると、心拍ドラフトにより消耗します。

クーラーと扇風機を活用しましょう。

冬なら、外気を十分に取り入れましょう。

スタート前は寒いくらいで大丈夫です。

ZWIFTの最適室温についてはこちらの記事を参考に

ZWIFTに最適な快適室温は何度!?暑すぎる・寒すぎるとどうなるの!?

パワーアップアイテムをフル活用

アーチを通過する度に、パワーアップアイテムをゲットできます。

パワーアップアイテムは、多くの種類があります。

パワーアップアイテムを使う場面を間違うと、無意味になったり逆に遅くなったりします。

パワーアップアイテムの特徴を知ることが大切です。

パワーアップアイテムについてはこちらの記事を参考に

ZWIFT(ズイフト) レースに勝つための6つのパワーアップアイテム 効果的な使い方とミステイク 

ヒルクライムレース

ショートヒルクライムレース

向いている人

比較的短距離のヒルクライムレースは、上りで強度が上がります。

上りでは、体重1kg当たりのパワー値であるパワーウェイトレシオが高い人が有利です。

短い上りはパワーウェイトレシオよりも、パワーの絶対値が重要になります。

体重が重く、パワー値の高い人の方がは速く上れます。

パワーウェイトレシオについてはこちらの記事を参考に

ZWIFTヒルクライムレース必勝テクニック10選

レースでは、短い上りが何度も現れます。

上りではVO2MAX強度で踏む必要があります。

VO2MAXが高く、何度もインターバルできる人が有利です。

VO2MAXについてはこちらの記事を参考に

ロードバイクでVo2maxが上がらない5つの要因

レース攻略法

短い上りは体重が重く、パワーの絶対値が高い人が有利です。

体重の軽い人は、全力で踏む必要があります。

5分以下の上りは全力で踏みましょう。

頂上を通過してもペダルを踏む力を緩めてはいけません。

体重の軽い人は、下りで不利です。

下りで遅れないように、頂上通過後も踏み続けます。

ダウンヒルは回復のチャンスです。

リカバリーしつつ、集団から遅れないように注意します。

ゴールの地形は重要です。

平坦ゴールなら通常のレースと同様に、スプリントになる可能性が高いです。

頂上ゴールは、逃げができる可能性があります。

頂上手前でアタックがかかります。

頂上ゴールが近づいたら、アタックに備えます。

パワーアップアイテム

ヒルクライムでは、ライトウェイトが最も有効です。

ライトウェイト

ゴールが平坦なら、エアロブーストを使います。

エアロブースト

ロングヒルクライムレース

向いている人

長い上りは、タイムトライアルと同じスキルが必要です。

パワーを一定にする必要があります。

パワーが上下すると、疲労感が増します。

パワーの上下は、タイムロスを招きます。

FTP付近で長時間踏める人が有利です。

FTPについてはこちらの記事を参考に

【ロードバイクFTP判定】自分のFTP 高いor低い?国内プロ・海外プロと比較!

上りはパワーの絶対値よりも、体重1kg当たりのパワー値であるパワーウェイトレシオが重要です。

パワーウェイトレシオが高く、ペース配分の上手い人がロングヒルクライムレースに向いています。

レース攻略法

自分のペースを守ることが重要です。

レース距離から、おおよそのレース時間を計算します。

その時間出せるパワーを守りましょう。

上りでもドラフティングが効くので、集団が有利です。

集団は、ペースが上下します。

無理に集団に付くと、ドラフティングは効きますが、疲労感が増します。

上りは回復する時間がありません。

マイペースで上った方が、順位は上がります。

FTPを維持し、最後の2分間でVO2MAX強度に上げるのが理想です。

トレーナー難易度を調整する方法もあります。

トレーナー難易度を0%から20%にすると、勾配によるパワー変動が少なくなります。

トレーナー難易度についてはこちらの記事を参考に

【ZWIFT】トレーナー難易度を徹底解説 仕組みとレースに勝つ調整方法

急傾斜では、ダンシングを使うのも有効です。

ダンシングは速筋を使うので、パワーは上がりますが持久力はありません。

重要な局面で使いましょう。

パワーアップアイテム

ロングヒルクライムレースに最も有効なのは、ライトウェイトです。

集団からのアタックや、傾斜が最もきつい場面で使います。

ライトウェイト

ショートスプリントレース

向いている人

ショートスプリントレースは距離は短いものの、様々なバリエーションがあります。

平坦コース、細かいアップダウン、ヒルクライムなどです。

短いワークアウトが好きな人に向いています。

何度もスプリントできて、アタックが好きな人が有利です。

1分間から5分間のパワー値が高い人がレースを有利に走れます。

パワーウェイトレシオよりもパワーの絶対値が重視されます。

レース攻略法

ショートスプリントレースは、ウォーミングアップが非常に重要です。

短いレースほど長くウォーミングアップします。

ショートスプリントレースのスタートは速く、ペースが緩みません。

心拍数を上げている暇はありません。

80%の負荷で5分以上ペダリングした後に、120%15秒を5本します。

ウォーミングアップについてはこちらの記事を参考に

ZWIFTレース前に最適 究極のウォーミングアップ4選

上りは必ずアタックがかかります。

逆に下りは、ペースが緩みます。

短い上りは、全力で踏みます。

下りや平坦はリカバリーのチャンスです。

集団内のドラフティングを活かして、リカバリーしましょう。

レースが短いほど、不規則なアタックがかかります。

突然、1分から2分のアタックがかかります。

レース中は、集中力を切らさないようにしましょう。

アタックとアタックの間の回復力が重要になります。

レース中は、スプリントとVO2MAXインターバルが繰り返されます。

自分が何秒間スプリント出来るかを把握しておきましょう。

ゴール前スプリントは、開始が早すぎても遅すぎても失敗します。

パワーがピークに達する時間から逆算してスプリントを開始します。

パワーアップアイテム

ゴールスプリントでは、エアロブーストが有効です。

エアロブースト

アタックする時はドラフトブーストを使います。

ドラフトブースト

ゴーストやブリトーも有効です。

ゴースト
ブリトー

上りではライトウェイトを使います。

ライトウェイト

タイムトライアル

向いている人

タイムトライアルは、別名「真実のレース」と呼ばれます。

他のレースと異なり、ドラフティングが効かず、集団との駆け引きもありません。

自分の力とバイクのみで戦います。

ZWIFTのタイムトライアルはエントリーすると個別のスタート時間が与えられます。

スタート時間に間に合うようにログインします。

スタート地点まではベルトコンベヤーで運ばれます。

バイクは自動的にタイムトライアルバイクに変わります。

レース距離は10kmから50kmで、平坦コースが多いです。

スプリント力よりも、FTP強度を維持する力が求められます。

高いワット値を長時間出せる人が有利です。

パワーウェイトレシオが高い人より、パワーの絶対値が高い人が有利です。

体重の重い人が有利になります。

ペース配分が重要です。

集団走行ではないので、一人でも追い込める人が勝ちます。

レース攻略法

ヒルクライムレースと同様に、レース距離から大まかなレース時間を計算します。

その時間出せるパワー値の5%低い値でスタートします。

レース時間の最初の30%を上手くペース配分できれば成功です。

他のライダーの後ろに付いてもドラフティングは効きません。

上りは10%速度を上げます。

下りは10%速度を落とします。

最初から飛ばし過ぎず、レース中は集中力を切らさないことが成功の秘訣です。

リアルレースのタイムトライアルは空力を意識したフォームが非常に重要です。

ZWIFTレースはフォームを気にする必要はありません。

タイムトライアルについてはこちらの記事を参考に

ロードバイク タイムトライアル必勝方法 必ずやるべき10のこと!!

クリテリウム

向いている人

リアルレースのクリテリウムは、テクニックが非常に重要です。

クリテリウムレースについては、こちらの記事を参考に

クリテリウムの走り方徹底解説!初心者・上級者別レース展開・ZWIFTワークアウト

ZWIFTなら落車の心配はありません。

高度なバイクコントロール技術も不要です。

平坦基調で、パンチの効いたアップダウンが数か所あるコースが多いです。

パワー値が激しく上下します。

スプリント力があり、アタックが好きな人が向いています。

何度もアタックがかかるので、回復力も重要です。

レース攻略法

本コースに出るまでにリードインがあります。

リードインはレース距離に含まれませんが、レースは既に始まっています。

リードインから全力で踏む必要があります。

ショートスプリントレースと同様に、ウォーミングアップが重要です。

上りはアタックがかかり、集団が分裂します。

上りは8割の力でアタックします。

集団先頭で上りはじめ、頂上付近で集団中ごろに位置できれば理想です。

上りの手前から踏み始めると、有利に上れます。

集団から脱落しても、諦めずに追走集団を形成しましょう。

追走集団はペースが上がらない場合が多いです。

自分が1分程度先頭を曳くと、自然とペースが上がることがあります。

エアロ効果のあるフレームとホイールを選択します。

パワーアップアイテム

短いコースを周回するので、パワーアップアイテムを入手するチャンスは多いです。

パワーアップアイテムの使う順番を選ぶことはできません。

手に入れた順番で使用されます。

毎周回毎に使い切った方が、パワーアップアイテムを有効活用できます。

短い上りはライトウェイトを使います。

ゴールスプリントはエアロブーストです。

集団内ではドラフトブーストを使うとリカバリーできます。

アタックで逃げを狙うならゴーストを使います。

ZWIFTレースについてはこちらの記事を参考に

プロ選手がZWIFTレースで勝てない6つの理由 世界トップズイフターのZWIFTレースへのこだわり

ZWIFTレースで勝つためのテクニック10選

ZWIFTレース・シミュレーション5選 ZWIFTレースを疑似体験しよう!

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