カテゴリー詐欺撲滅!?ZWIFT新機能「カテゴリー強制」とは!?

目次
ZWIFTレースのカテゴリー

ZWIFTは誰でもレースを楽しめるように脚力に応じてカテゴリー分けされているよ!
ZWIFTレースカテゴリー
ZWIFTレースはFTPに応じてカテゴリー分けされています。
自分のFTPを体重で割ってパワーウェイトレシオ(体重1kgあたりのFTP値)を算出します。
(例)FTP250Wで体重65kg
FTP(W/kg)=3.85W/kg

パワーウェイトレシオが3.85W/kgだからBカテゴリーだね
この場合はBカテゴリーにエントリーします。

FTPについてはこちらの記事も見てね!
【ロードバイクFTP判定】自分のFTP 高いor低い?国内プロ・海外プロと比較!
参加したいカテゴリーをタップします。

カテゴリー | FTPパワーウェイトレシオ |
A | 4.0~5.0W/kg |
B | 3.2~3.9W/kg |
C | 2.5~3.1W/kg |
D | 1.0~2.4W/kg |
カテゴリー分けする理由

どうしてカテゴリーを分けるの?
ZWIFTレースはロードバイクを始めたばかりの人からトッププロまで様々な人が参加します。
初心者がトッププロと同じレースに参加すると一瞬で千切られ、レースが終わります。
FTPに応じたカテゴリー分けをすることで、誰でも上位争いができる仕組みになっています。
カテゴリー詐欺が横行するZWIFTレース

どうしてカテゴリー詐欺しちゃうの?
カテゴリー詐欺をする心理
カテゴリーは完全に自己申告です。
ZWIFTは個々のライダーのパワーを含む走行データを持っていますが、カテゴリーには反映されません。
レース参加者はレース前にアプリで参加カテゴリーをタップするだけです。
リアルレースでは、初心者カテゴリーで何度も勝てば、上のカテゴリーへの昇格が義務付けられることがあります。

リアルレースは昇格システムがあるよ!
ZWIFTレースに昇格のシステムはありません。
強制的なアップグレードがないので、下のカテゴリーに留まり続けることがあります。

カテゴリーが一つ上がると勝てなくなるし、レース展開も辛いから、ついつい今のカテゴリーに留まってしまうね・・・
カテゴリーが一つ上がると途端に勝つのが難しくなります。
CカテゴリーとBカテゴリーは大きな違いがあります。
BカテゴリーとAカテゴリーも全く違います。
今まで先頭集団についていけたのに、カテゴリーが上がると途端に困難になります。
カテゴリーを上げるメリットがないため、下のカテゴリーに留まり続けてしまいます。

実際のレース結果を見てみよう!
あるレースのCカテゴリーのレース結果です。
ほぼ1時間レースでした。

トップ10の選手の中でCカテゴリーのパワーウェイトレシオである2.5~3.1W/kgなのは3名だけでした。

ZWIFTのチートについてはこちらの記事を見てね!
ZWIFTに蔓延するチート 本当にあったチート事件 チート方法と対策を紹介
カテゴリー詐欺を防止する「カテゴリー強制」を一部導入

新しい試みが導入され始めたよ!
新たな試み「カテゴリー強制」
カテゴリー詐欺を防止するための新しい試みとして「カテゴリー強制」が一部のレースで始まっています。
カテゴリー強制はユーザーからの要望が多かったシステムです。
カテゴリー強制によりユーザーは低いカテゴリーにエントリーできなくなります。
ZWIFTが過去のパワーデータを反映させ、最適なカテゴリーが割り振られます。
データは過去2か月分が反映されます。
カテゴリー強制が実施されるレースでは適正カテゴリー以外はタップできなくなります。

強制的にAカテゴリーだね!

新規加入者の最初のレースはAカテゴリーになるかも知れません。

それはキツイ!!
最初はカテゴリー強制されていないレースに参加し、データを蓄積した方が良いかも知れません。
より公平で公正なレースになる!?

カテゴリー強制すればレースは公平になるのかな?
激坂が続くヒルクライムや短時間高強度のクリテリウムなど、ZWIFTレースは様々なコースがあります。
ヒルクライムは体重の軽い人が有利ですが、クリテリウムは体重が重く、パワーの絶対値が高い人が有利です。
カテゴリー分けに反映されるデータはFTPだけでなく、推定VO2MAXやMAPテストのデータも含まれます。
カテゴリー分けはコース特性に応じて行われる可能性もあります。
能力に応じたカテゴリー分けが実施されれば、より公平なレースになる可能性があります。
下のカテゴリーにエントリーしていた人はレースに勝つことがかなり困難になりそうです。
レース主催者が体重や年齢別にカテゴリーを自由に設定できるようになる可能性もあります。

レース主催者が自由にカテゴリー分けできるようになれば、レースのバリエーションが増えそうだね!
