【ZWIFT】トレーナー難易度を徹底解説 仕組みとレースに勝つ調整方法


Contents
トレーナー難易度なしではスマートトレーナーが不利になる!?
スマートトレーナーユーザーのためのトレーナー難易度
ZWIFTのセッティングにトレーナー難易度があります。
あまり変更する機会のないトレーナー難易度ですが、仕組みを理解すれば自分に有利になりこともあります。
トレーナー難易度はスマートトレーナーユーザーがレースで不利にならないようにするためのものです。

ないとスマートトレーナーユーザーが不利になるの?
下りで負荷が軽くなるスマートトレーナーユーザーは非ユーザーよりもパワーが出しにくくなるよ!
トレーナー難易度の仕組みが分かれば、なぜ必要なのかが理解できるよ!

同じ傾斜でもZWIFTのヒルクライムは実走よりも楽に感じます。
実走で10%の勾配を登る時に足をついてしまう人でもZWIFTなら大丈夫です。
ZWIFTのトレーナー難易度がデフォルトで50%に設定されているからです。
トレーナー難易度が50%の場合、実際の勾配の半分に感じます。
10%の勾配なら5%と同じになります。
勾配は半分ですが必要なパワーは同じです。

勾配は半分に感じるけど必要なパワーが同じだよ!
ややこしいね・・・

ZWIFTレースについてはこちらの記事を参考に
トレーナー難易度をオフや最大にするとどうなる
トレーナー難易度=トレーナーリアリティ

「リアリティ」を調整できるとイメージすれば良いね!
トレーナー難易度と聞くと、走行の難易度を調整できるイメージがあります。
トレーナー難易度を調整しても必要なパワーは同じです。
トレーナー難易度はトレーナーのリアリティーを調整できるイメージです。

トレーナー難易度を最大にすると、どうなるの?
トレーナー難易度を最大にすると実走と同じ勾配を再現します。
頻繁にシフトチェンジする必要があります。

実走と同じように頻繁にギアチェンジしないとペダルが廻せなくなるよ!
逆にオフにすると、どうなるの?

トレーナー難易度をオフにすると勾配を感じなくなります。
バーチャルライドではなく、固定ローラーに乗っている感覚になります。
パワーは一定なのでギアチェンジはほぼ必要なくなります。

オフにすると勾配に応じて負荷が変らないので、スマートトレーナーの意味がなくなるよ!
トレーナー難易度の必要性

トレーナー難易度がないとスマートトレーナーユーザーは下りが不利になるよ!
スマートトレーナーユーザーは下りが不利
トレーナー難易度の影響が大きいのは下りです。
ZWIFTは下りの抵抗を50%しか再現していません。
トレーナー難易度をデフォルトの50%にすると、下りでは50%の50%で25%の再現になります。

デフォルトでは下りの再現度は25%だよ!
トレーナー難易度が高いと下りの抵抗の再現度が上がるため、踏み込めなくなります。
他の人がケイデンスを上げ、高速で下る場面で置いて行かれます。
トレーナー難易度を下げると下りの抵抗が増えます。
踏み込めるのでより速く下ることができます。

スマートトレーナーで下りを忠実に再現するとペダルが空回りするので踏めなくなるよ!
スマートトレーナーじゃない人は負荷が変わらないから、下りでもパワーを出せるんだね!

スマートトレーナーユーザーは勾配変化により抵抗が変化します。
非スマートトレーナーユーザーは抵抗が変化しません。
下りでは抵抗の変化しない非スマートトレーナーユーザーは大きなパワーを出せるため有利になります。

トレーナー難易度はスマートトレーナーユーザーを守るための仕組みと言えるね!
トレーナー難易度の設定方法

トレーナー難易度は簡単に調整できるよ!
メニュー画面右下の「設定」をクリックします。

トレーナー難易度を調整します。


簡単だね!
最適ZWIFT環境についてはこちらの記事を参考に
ZWIFTレースに勝つためのトレーナー難易度設定方法

トレーナー難易度を調整すればレースで有利になるの?
ZWIFTレースに勝つためのトレーナー難易度設定
トレーナー難易度はスマートトレーナーユーザーが不利にならないための仕組みです。
トレーナー難易度が高くても低くても必要なパワーは同じです。

トレーナー難易度を高くすると頻繁にギアチェンジする必要があるよ!
インターバル感が強くなる!
トレーナー難易度が高いと勾配の変化が大きく再現されるためインターバルがかかります。
ギアチェンジも頻繁に行う必要があります。
ギアチェンジを上手くすれば疲労を軽減できます。

トレーナー難易度を低くするとパワーが一定のタイムトライアルのような感じになるね!
トレーナー難易度が低いとパワーは一定になります。
タイムトライアルを走っている感覚に近くなります。
ギアチェンジの必要性は低くなります。
抵抗が変化しないので休めなくなります。
パワーが一定なので疲労度は低くなるかも知れません。
大きな違いは下り

違いが出るのは下り!
下りは大きな違いがあります。
トレーナー難易度が高いと下りで踏めなくなります。
ライバル選手が下りで踏めるのに、自分は負荷がかからなくて空回りします。
トレーナー難易度が低いと下りの抵抗が高いので踏み込むことができます。
ライバル選手がペダリングを止める場面でも更に踏み込むことができます。
レースで有利なのはトレーナー難易度25%~40%

トレーナー難易度はどうすれば良いの?
コースや好みに応じて調整する必要があります。
一定ペースで淡々と踏むのが好きな人はトレーナー難易度を低めにします。
頻繁にギアチェンジして集中力を保ちたい人はトレーナー難易度を高めにします。
下りの多いコースでトレーナー難易度を高めにすると下りが不利になります。
トレーナー難易度を25%~40%に調整すると登りの勾配変化が緩やかになり、下りが踏めるようになります。
ヒルクライムレースについてはこちらの記事を参考に
