ZWIFTレースで勝つために使うべき10のテクニック
Contents
目次
ZWIFTレースで勝つためのテクニック
ZWIFTレースで勝つには、テクニックが必要
リアルレースにはないテクニックが必要
ZWIFT内ではレース、グループライド、ワークアウトができます。
ZWIFTレースは人気が高く、勝つために世界中の人がデータ分析や戦略を練っています
ZWIFTレースで勝つのは簡単ではありません。
多くののイベントが開催されているにも関わらず、レベルの低いレースは一つもありません。
ZWIFTレースで優勝することは、リアルレースで優勝することに匹敵します。
ZWIFTレースで勝つにはパワー以外にテクニックが必要です。
ZWIFTレースの特殊性を理解してレースしないと、勝利はあり得ません。
レーステクニックについてはこちらの記事を参考に
①スタート直後の遅れは致命的
ダッシュしないとスタート後30秒でレースが終わってしまうよ
スタート3秒前からダッシュ
ZWIFTレースは、スタート直後がゴールスプリントに匹敵するパワーが必要です。
スタート直後はゆっくり進むリアルレースとの大きな違いです。
ZWIFTレースのスタートはシクロクロスやマウンテンバイクのイメージです。
シクロクロスもスタートダッシュがあるよ
スタート直後は350Wから450Wで30秒程度踏む必要があります。
長い時は1分30秒程度続きます。
30秒くらいで落ち着く場合が多いけど、レース中は高いワットで推移するよ!
ハイペースが長く続かないことを祈るしかないのですが、ワットはなかなか落ちません。
ウォーミングアップは必要不可欠
少なくともレース10分前からウォーミングアップしよう
スタートダッシュに遅れないためには、ウォーミングアップが重要です。
少なくともスタートの10分前から脚を温めましょう。
ZWIFTはパワーが反映されるのに3秒のラグがあります。
スタート3秒前からフルパワーで踏みましょう。
ZWIFTレースに慣れていないと、すぐに限界が来て先頭から脱落します。
先頭グループから脱落した場合は、自分のペースに合ったグループを見つけて一緒にゴールを目指しましょう。
3秒のタイムラグに注意しないとね
②カテゴリー強制
ZWIFTレースのカテゴリー
ZWIFTレースは、パワーウェイトレシオでカテゴリーが分けられています。
パワーウェイトレシオとは、体重1kg当たりのFTPパワーです。
体重が軽くFTPパワーが高い人ほどパワーウェイトレシオは高くなります。
パワーウェイトレシオについてはこちらの記事を参考に
ヒルクライムが速くなるテクニック3選 ペーシング・補給カロリーを最適化してダンシングを使いこなす方法ロードバイクでパワーを落とさずに体重を落とせるのか?格闘技系論文を元に検証
カテゴリーはAからDに分けられています。
ZWIFTは過去のパワーデータからあなたのFTPを自動的に推定します。
FTPテストをした場合は、その結果が反映されます。
FTPテストについてはこちらの記事を参考に
ZWIFT FTPテスト全4種類徹底解説 20分テスト・ランプテスト ベストなFTPテスト方法を紹介
多くのレースでカテゴリー強制
全ての人が、適正カテゴリーにエントリーするとは限りません。
自分のレベルより低いカテゴリーにエントリーする人が多くいます。
カテゴリーCの優勝タイムがカテゴリーAのトップ10に入ることも珍しくありません。
ZWIFTは適正なカテゴリー以外を選択できないカテゴリー強制の機能があります。
パワーデータから推定されるパワーウェイトレシオで、エントリーできるカテゴリーが決まります。
カテゴリー強制が導入される前は、脚力の高い人が低いカテゴリーにエントリーするカテゴリー詐欺が横行していました。
カテゴリー強制が導入されたため、多くのレースが公正になりました。
カテゴリー強制についてはこちらの記事を参考に
カテゴリー詐欺撲滅!?ZWIFT新機能「カテゴリー強制」とは!?
③リードイン詐欺に注意
リードイン詐欺って?
リードインはレース距離に入っていないイベントもある
ZWIFTレースは、5km程度のリードインがある場合があります。
リードインはローリングスタートですが、先導バイクがいる訳ではないので油断禁物です。
リードインはフリーライドなので、ZWIFTレース名物のスタートダッシュが始まります。
リードインの距離は、レース距離に換算されない場合が多いです。
リードインの間は、ゴールまでの距離が減りません。
知らずにスタートすると精神的に削られます。
リードインは意外と長いので、距離が減らないとショックを受けるよ
④パワーアップアイテムを有効活用
パワーアップアイテムを上手く使うと有利に走れるよ
レースに有効なアイテムは5種類
ZWIFTレースは、7種類のアイテムがあります。
XPボーナスポイントが与えられる「ラージボーナス」と「スモールボーナス」は走りに影響しません。
レースで使えるのは「ライトウェイト」「ドラフトブースト」「エアロブースト」「ゴースト」「ブリート」の5種類です。
パワーアップアイテムはアーチやKOMを通過する度にゲットできます。
パワーアップアイテムは貯められない
パワーアップアイテムは貯められないよ
アーチを通過する前に使い切らないといけないね
パワーアップアイテムは、貯めることができません。
アーチを通過する時に使っていないアイテムは、失ってしまいます。
パワーアップアイテムは、タイミング良く使う事が大切です。
アイテムについてはこちらの記事を参考に
ライトウェイト
体重が一時的に軽くなるよ
15秒間体重が10%軽くなります。
ライトウェイトは、平坦で使うより上りで使う方が有効です。
上り始めで先頭に立ち、ライトウェイトで集団を絞ることができます。
ライバルに使われるとかなり不利になります。
集団内で自分だけがライトウェイトを持っていない時は注意が必要です。
ドラフトブースト
集団内で空気抵抗が減るよ
ZWIFTは実走と同じようにドラフティングが効きます。
ドラフトブーストを使うと、ドラフティング効果が更に大きくなります。
30秒間空気抵抗が25%減ります。
ドラフティングの効果がアップするので、集団内で使う必要があります。
先頭で使っても意味がありません。
スプリントが始まって先頭の人に付くときなどに有効です。
ドラフティングについてはこちらの記事を参考に
エアロブースト
ゴールスプリントで最強
15秒間、空気抵抗が25%減ります。
時速が3km/h上がります。
ドラフトブーストと違い、先頭に立っても空気抵抗が減ります。
ゴールスプリントで使うと、ライバルに差をつけられます。
ゴールスプリントの際は、ライバルも使ってくるので心構えが必要です。
ゴースト
ライバルから見えなくなるよ
他のライダーから、10秒間見えなくなります。
逃げたいときに使うと有効です。
アタックする瞬間が見えなくなるので、気付いた時には距離が開いているという状況が作れます。
アタックしたと勘違いさせることも可能です。
ゴールスプリントでは使用不可なので、注意が必要です。
他のアイテムより効果は薄いかも・・・
ブリート
自分の後ろにつくメリットがなくなるよ
自分の後ろにいるライダーのドラフティングが、効かなくなります。
上りやゴールスプリントで、後ろに付いて欲しくない時に使います。
平坦で使ってもあまり意味がありません。
他のアイテムに比べて効果は薄いです。
⑤ドラフティングを使いこなす
ZWIFTレースのドラフティングは独特のルールがあるよ!
ZWIFTドラフティングの特性を知っておく
ZWIFTレースでのドラフティングは独特です。
実走よりもドラフティング効果は低いです。
パワーアップやパワーダウンで位置は簡単に上下します。
リアルレースとの大きな違いです。
ハンドルで位置調整ができません。
集団の後方に居ればドラフティングの恩恵を受けやすいですが、先頭付近に居ないとアタックに対応できなくなります。
ドラフティングの恩恵を受けつつレース展開に対応できる位置をキープする必要があります。
位置をキープするのが難しいね
レースによってはダブルドラフトが設定されていることもあります。
ダブルドラフトのレースではドラフティング効果が倍になります。
ダブルドラフトのレースでは、集団が大きくなりやすいです。
単独のアタックは不利ですが、小集団の逃げができやすくなります。
リアルレースのレース戦略についてはこちらの記事を参考に
⑥TT(タイムトライアル)バイクはドラフティング無効
TTバイクはドラフティングが効かないよ
TTバイクは要注意
ZWIFTレースでタイムトライアルバイクを選ぶと、ドラフティングが効かなくなります。
タイムトライアルイベントでは、強制的にタイムトライアルバイクが選択されます。
ドラフティングが効かなくなるので、集団内にいるメリットはゼロになります。
スタート後はバイクチェンジができません。
スタートしてから気付いても手遅れだよ
前回のイベントでTTバイクを選択した時は、ロードバイクに変更しましょう。
スタート前にTTバイクを選んでいないかチェックしましょう。
リアルレースのタイムトライアルについてはこちらの記事を参考に
ロードバイク タイムトライアル必勝方法 必ずやるべき10のこと!!
⑦ライバルがチートしているのでは!?と疑心暗鬼
強いのはチートしてるから!?
チートは英語でcheatと書きます。
オンラインゲームで、相手を騙したり不正行為をすることです。
他のオンラインゲームでチートするには、プログラムを書き換えたりする必要があります。
ZWIFTレースでチートするのは簡単です。
体重を軽くするだけです。
ZWIFTレースでチートするのは簡単だから、実際にしている人は多いかも
ライバルが異常に強いので体重チートしているのでは!?と疑心暗鬼になってしまいます。
ZWIFTレースは、体重を軽く設定することで大きなアドバンテージを得ることができます。
使っているパワーメーターによる誤差もあります。
ZWIFTはトレーニングの手段です。
他人のチートを疑うときりがなく、精神衛生上の宜しくないのであまり気にせずZWIFTレースを楽しみましょう。
チートを完全に無くすことはできないね!
チートについてはこちらの記事を参考に
ZWIFTのチート 本当にあったチート事件 チート方法と対策を紹介
⑧リアルレースより体が痛くなる
ZWIFTレースで落車はしないけど・・・
落車はないけど体が痛くなるよ
ZWIFTレースは落車がないので、けがをする可能性はゼロです。
リアルレースは、ダンシングをする時間が多くあります。
ペダリングを止めることもあります。
ZWIFTレースは常にペダリングを続けます。
ダンシングすることもあまりありません。
サドルから動く時間が少ないのでリアルレースよりも体の色々な所が痛くなります。
動きが固定されているから痛くなるんだね!
体の可動域についてはこちらの記事を参考に
健康にロードバイクトレーニングしたい!!関節可動域(ROM)の話
⑨ZWIFTレース特有のトラブルを避ける
Wifiが切れる・タオルを落とすなどZWIFTレースならではのトラブルが起きるよ
Wifi切断
ZWIFTレース最大のメカトラは、Wifi切断です。
ゴールスプリント直前でWifiが切れると、絶望しかありません。
家族がWifiを使っている場合は、レース中は動画の視聴などを控えてもらいましょう。
ZWIFT特有のメカトラだね・・・
タオル落下
タオルやスマホを落とすことも致命的です。
レース中は、ペダリングを止めることができません。
流れ落ちる汗を拭くことができないので、レースに集中できなくなります。
レース前に全てが揃っているか確認しましょう。
温度設定
推奨温度は17℃
ZWIFTレース中は、想像よりも遥かに暑くなります。
部屋の温度は17℃くらいがちょうど良いです。
レース中にクーラーを操作することはできません。
扇風機も忘れずにセットしましょう。
ZWIFTの室内環境についてはこちらの記事を参考に
ZWIFTに最適な快適室温は何度!?暑すぎる・寒すぎるとどうなるの!?
ZWIFTを快適に!誰でもできる4つの工夫 冷却・水分・暇つぶし
⑩逃げを狙う
逃げきりは最高の勝ち方
体力・タイミング・戦略が必要
逃げ切り勝利は全てのレーサーが狙う最高の勝ち方です。
逃げは体力・タイミング・戦略の全てが揃わないと成功しません。
ZWIFTは視覚的に逃げを認識しにくいです。
密かに逃げれば、大半の人は気づかないかも知れません。
コースを熟知する
コースを知ることは逃げに重要です。
レースの重要局面は、上りとゴールの位置です。
上りはアタックが決まりやすいです。
ゴールスプリントは、アイテムの使い方が重要です。
アタックは集団後方から
集団の少し後方からアタックすると、成功する確率が大きくなります。
先頭の10台後方から加速を開始します。
ドラフティングが効くので、スピードに乗りやすくなります。
集団を抜け出す頃には、十分に加速しているため、先頭のライダーは対応できません。
上りが始まる少し前から加速する
上りはアタックを決める絶好の位置です。
パワーを出す価値のある場所です。
ZWIFTはパワーが反映されるまで3秒のラグがあります。
ヒルクライムに入る少し前で加速すると、早く上ることができます。
頂上を超えた後も踏み続けると、下りで早く加速できます。
小集団で逃げる
ダブルドラフトのレースで、単独の逃げは困難です。
通常のレースでも、単独の逃げは不可能ではありませんが難易度が高いです。
数人の逃げは、成功の可能性を高めます。
誰かのアタックに付いていくと、数人の逃げに繋がります。
協調してアタックすることも重要です。