ZWIFT(ズイフト) レースに勝つための6つのパワーアップアイテム 効果的な使い方とミステイク
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目次
ZWIFTでパワーアップアイテム使いこなしてレースで勝つ方法
ZWIFTには、ゲーム内で使えるパワーアップアイテムがあります。
パワーアップアイテムはコース上にあるアーチを通過するともらえます。
パワーアップアイテムを使う事で、レース展開を有利に進めることができます。
パワーアップアイテムの特性を知らないと、せっかくの恩恵を受けられなくなります。
場合によっては、アイテムを使うことで遅くなってしまいます。
アイテムの特性と注意点を知って、レースを有利に進めましょう。
ZWIFTレースについてはこちらの記事を参考に
ZWIFTレース・タイプ別攻略ガイド【ヒルクライム・ショートレース・タイムトライアル・クリテリウム】
パワーアップアイテム① ゴールスプリントに勝つ 【Aero Boost】(エアロブースト)
空気抵抗を25%軽減
ZWIFTにも実走と同じように空気抵抗があります。
ZWIFTはバーチャルなので、独自のアルゴリズムに基づてい空気抵抗を決めています。
空気抵抗を決める要因は身長、体重、速度などですが、詳細は非公開です。
エアロブーストを使うと、空気抵抗が25%軽減されます。
同じワットでより速く走れるようになります。
効果の継続時間は、以前は30秒でしたが、2019年からは15秒になりました。
効果的な使い方
エアロブーストはゴールスプリントで最も効果を発揮します。
空気抵抗が大幅に減ることで、より速くゴールすることができます。
逃げ集団にブリッジする時や集団から遅れそうな時にも有効です。
注意点
空気抵抗は速度の影響を大きく受けます。
速度の低下する上りでエアロブーストを使っても効果的ではありません。
エアロブーストの効果が最大限になるのは40km/hから50km/hです。
使うタイミング
ZWIFTのパワーアップアイテムは貯めることができません。
エアロブーストをゴールスプリントで確実に使うためには、アイテムを温存する必要があります。
ゴールまでまだ距離が長いのに、エアロブーストを温存すると、他のパワーアップアイテムを逃すことになります。
短い周回コースなら2分から3分に1回はパワーアップアイテムを貰えます。
ゴールまでの距離が長ければ、温存することなく使った方が良いかも知れません。
スプリントについてはこちらの記事を参考に
パワーアップアイテム② 30秒間ヒルクライマーになれる 【Lightweight】(ライトウェイト)
30秒間体重10%ダウン
ZWIFTの上りでは、実走と同じように体重が軽いほど有利です。
パワーウェイトレシオを上げれば、より速く上ることができます。
パワーウェイトレシオについてはこちらの記事を参考に
ZWIFTヒルクライムレース必勝テクニック10選
ライトウェイトは30秒間体重を10%ダウンさせる効果があります。
以前は15秒間でしたが、2023年5月から倍の30秒間になりました。
効果的な使い方
ZWIFTのレースでアタックがかかるのは、上りがほとんどです。
上りが有利になるライトウェイトは、レースに欠かせないアイテムです。
ライトウェイトの効果が最大に発揮できるのは、短い上りです。
ライトウェイトを使えば、勢いを保ったまま上り切ることができます。
平坦のアタックにも有効です。
エアロブーストほどではありませんが、切れのあるアタックを仕掛けることができます。
注意点
下りはライトウェイトが逆効果になります。
ZWIFTの下りは実走と同じく、体重が重い方が有利です。
ライトウェイトは体重を軽くする効果があるので、下りが遅くなってしまいます。
パワーアップアイテム③ 40秒間、脚を回復 【Draft Boost】(ドラフトブースト)
ドラフティング効果が40秒間アップ
ZWIFTは、実走と同じようにドラフティング効果があります。
ドラフティング効果があるので、後ろの選手は前の選手より少ない空気抵抗で走ることができます。
ライバルの後ろにいることで、有利に走れます。
ZWIFTにおいて、ドラフティング効果の大きさは身長と体重で変わります。
より大きな選手の後ろなら、ドラフティング効果は大きくなります。
ドラフトブーストを使うと、ドラフティング効果が40秒間50%アップします。
以前は30秒間でしたが、2023年5月から40秒間になりました。
速度を維持したまま、少ないパワーで走ることができます。
通常のドラフティング効果は25%程度です。
前の選手が300Wでペダルを踏んでいる場合、通常は225Wで後ろにつけます。
ドラフトブーストを使えば、これが188Wで済みます。
効果的な使い方
ドラフトブーストは回復目的で使うのが最も効果的です。
40秒間と比較的長い間、より少ないパワーで集団内の位置を維持できます。
集団内の位置を上げたい場合にも有効です。
ドラフトブーストを使えば、同じパワーでペダルを踏んでも、素早く集団前方に移動できます。
注意点
空気抵抗は速度が高いほど大きくなります。
ドラフトブーストの効果を最大化するのは、高速の時です。
平坦や下り坂が有効です。
ドラフトブーストを使うと、集団の位置取りが前方になります。
集団先頭に出てしまうと、前に選手がいないので、ドラフティング効果が得られなくなります。
せっかくのアイテムが無駄になっていまいます。
回復が目的なら、パワーを落として集団内の位置をキープするようにします。
回復についてはこちらの記事を参考に
回復走・リカバリーにおススメ!きつくないZWIFTワークアウト5選!
パワーアップアイテム④ 他人を蹴落とすアイテム【Burrito】(ブリトー)
他の選手に影響を与える
他のパワーアップアイテムは体重が軽くなる、空気抵抗が減るなど、自分自身に影響があります。
ブリトーはライバルに影響を与えます。
ZWIFTの初期からありましたが、2019年6月まで削除されていました。
その後、再登場したパワーアップアイテムです。
イベント限定のアイテムなので、見かける機会は少ないです。
ブリトーを使うと、2.5メートル以内にいる人のドラフティング効果がゼロになります。
2.5メートル以内の人を失速させる効果があります。
継続時間は10秒間です。
近くにいる人のみが影響を受けます。
ドラフティングについてはこちらの記事を参考に
効果的な使い方
効果的に使うには、自分自身にもパワーが必要です。
集団真ん中で使うと、周囲が失速します。
その隙にパワーを発揮すると抜け出すことができます。
数人の逃げで使う事も効果的です。
逃げ集団から単独で抜け出したい時にアタックと併用しましょう。
注意点
ブリトーは周囲2.5メートル以内に人がいないと無意味です。
集団内で使うのが効果的です。
集団内でブリトーを使うと、中切れが起きる可能性があります。
ドラフティング効果を失った選手が失速するためです。
中切れが起きそうな兆候があれば、素早くペダルを踏み込んで前の集団に付きましょう。
集団内でブリトーを持っているのは、自分だけではありません。
ライバルも同じように隠し持っている可能性があります。
集団内で複数人が一斉にブリトーを使うと、集団が崩壊する可能性があります。
親しい選手が近くにいる時は、ブリトーの使用を控えた方が良いかも知れません。
親しい選手にもブリトーは悪影響を与えます。
ブリトーを使うと、自分もドラフティングの恩恵を受けれなくなります。
自滅しないように注意が必要です。
ライバルについてはこちらの記事を参考に
ライバルがいるから頑張れる!ロードバイクトレーニングのチームメイトの大切さ
パワーアップアイテム⑤ 10秒間透明になる【Cloaking 】(ゴースト)※イベント限定
10秒間見えなくなる
ゴーストを使うと、10秒間ライバル選手から見えなくなります。
ライダーリストからも消えます。
10秒間は意外と短いです。
消えている間にアタックを仕掛けるなら、素早く動く必要があります。
効果的な使い方
ゴーストが効果的なのは集団から抜け出したい時や、ゴールスプリントを早く始めたい時です。
ブリトーと同じように、自分自身にもパワーが必要です。
注意点
ゴーストは、ゴール400メートル手前から使えなくなります。
ゴーストを使うと、他人から見えなくなりますが、ドラフティングは継続します。
ライバルからは見えていないのに、ドラフティングは効き続ける状態になります。
集団が大きいと、ログアウトする人もいるので、人が突然消えることが起きます。
せっかくゴーストを使っても、誰も気づいてくれないこともあります。
ゴーストを使ってレースを有利に展開するのは難しいです。
パワーアップアイテム⑥ 体重が軽くても下りで遅れない 【Anvil】(アンビル)
体重が軽いクライマーは下りで不利
ZWIFTは、実走と同じように体重1kgあたりのパワーが重要です。
体重1kg当たりのパワーをパワーウェイトレシオと言います。
パワーウェイトレシオについてはこちらの記事を参考に
ヒルクライムは、体重が軽くパワーがある人ほど有利です。
下りは、体重が重い人が有利になります。
パワーがある人より、体重が重い人の方が速く下ることができます。
体重のアドバンテージを小さくするアイテムAnvil(アンビル)
Anvilを使うと、一時的に体重が重くなります。
急で長い下りでも、体重が重い人から遅れにくくなります。
スーパータックポジションと組み合わせれば、更にスピードアップします。