ZWIFTグループライドの参加方法や種類と7つの注意点

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ZWIFTグループライド

一人では無理な距離・時間を走れる

グループライドは、多い時は100人以上のライダーと走ることができます。 不思議なもので、周りに人が居るだけで時間が経つのが早く感じます。 グループライドはレースではないのですが、自然と人と競り合う気持ちが生まれます。 日本人の多いグループライドなら、チャットで日本語で会話することもできます。 一人で長い距離を走るのは苦痛です。 動画を見たりするより、他のライダーと走る方がペースが上がります。 グループライドは、実走と同じようにドラフティングが効きます。 一人で走るよりも簡単に長距離を走ることができます。 ドラフティングについてはこちらの記事を参考に ZWIFTのドラフティングを最大化するための6つの秘策

イベント性が高いグループライド

グループライドには、様々な種類があります。 時間や距離も色々です。 短いものは30分で、長いものは2時間以上です。 距離が100kmを超えるものもあります。 参加者が多いのは、「ろんぐらいだぁすとーりーず!」とコラボしたグループライドや、プロロードレーサーと走れるグループライドです。

グループライドの種類

ZWIFT公式グループライド

ツアー・オブ・ワトピア、ツール・ド・Zwiftなどが定期的に開催されます。 これらのツアーは4週間から8週間かけて開催されます。 ZWIFT公式のグループライドは、XPが2倍になります。 参加者も数百人になります。 グループライド最大規模を体験できるのが大きな特徴です。 XPについてはこちらの記事を参考に 【ZWIFT】XPを効率よくゲットして最速でレベルアップする8つの方法

イベント系グループライド

イベント系のグループライドは、プロ選手と走れるものや、アニメとのコラボなどがあります。 ZWIFTアンバサダーを務める元プロロードレーサーの別府史之さんと走れるグループライドもあります。 アニメ「ろんぐらいだぁすとーりーず!」とのコラボイベントも開催されます。 ZWIFT JAPAN主催のイベント系グループライドは、夜8時前後に開催されることが多く、参加しやすいのが特徴です。

チーム主催グループライド

最も歴史があり、規模が大きいチーム主催グループライドはSZR (Swedish Zwift Riders) です。 SZRは世界標準時刻の毎週月曜日夕方5時に開催されます。 日本時間は火曜日の深夜2時になるため、参加が難しいのが難点です。 距離は40kmで、カテゴリー分けされています。 AHDR’s CaffeineやDBR (Danish Bike Riders) など、海外のチーム主催グループライドは毎週決まった時間に開催されます。

ワークアウト系グループライド

ワークアウトをするグループライドもあります。 ワークアウトの強度は、各自のFTPによって決まります。 それぞれのパワーは違いますが、同じ速度で進行します。 パワーが低いからといって、グループから遅れることはありません。 ワークアウト系グループライドは、毎時間行われています。 ZWIFTコンパニオンアプリから探すことができます。 日本で有名なのは、3月から6月にかけて開催される「富士ヒルクライム道場」です。 富士ヒルクライム道場は、人気ヒルクライムレースである「富士ヒルクライム」に向けたイベントです。 日本時間に合わせて、毎朝晩に開催されるので参加しやすいのが特徴です。 【Mt.富士ヒルクライム道場 2021】Zwift ワークアウトメニューのダウンロードファイルを全公開【ファンライド】

ZWIFTグループライド参加方法

コンパニオンアプリでグループライドを選択

ZWIFTコンパニオンアプリから、参加したいグループライドを選択します。 アプリを立ち上げ、「イベント」をタップします。 カテゴリーは通常1つですが、複数あるグループライドもあります。 自分の目的に合ったカテゴリーを選択します。 イベント概要の「もっと詳しく」をタップすると、詳細を見ることができます。 今回選択したのは「OTR TEMPO GROUP RIDE」です。 名前の通り、テンポペースのグループライドです。 テンポペースについてはこちらの記事を参考に ロードバイクのテンポトレーニング徹底解説【効果・リスク・トレーニングメニュー】 イベント概要には次のようなことが書かれています。
Bカテゴリーは、ウォーミングアップが2.5w/kgです。 その後、3.1w/kg~3.5w/kgで約1時間走ります。 距離は40km程度です。 コースは短い周回なので、遅れても復帰することができます。 一定ペースではなく、リカバリーの時間もあります。 最終周回はレースペースです。 限界まで追い込むことができます。 Cカテゴリーは2.5w/kg~3.0w/kgで走ります。 リーダーの指示に従ってスプリント、テンポ、リカバリーを行います。
カテゴリーはパワーウェイトレシオで分かれています。 パワーウェイトレシオについてはこちらの記事を参考に ヒルクライムレースに向けて急激にダイエットするのは、悪影響しかない理由

グループライド開始

コンパニオンアプリでグループライドを選択し、ZWIFTを立ち上げます。

グループライドのスタート時間が近づくと、自動的にスタートラインに移動します。

内容が複雑な時は、グループリーダーがチャットで内容を確認してくれる場合もあります。 グループリーダーは黄色で表示されます。 グループライドがスタートしたら、リーダーの指示に従います。 リーダーの指示は画面中央に表示されます。

ZWIFTグループライド7つの注意点

①グループライドはレースではない

グループライドは、レースではありません。 レースをしたいなら、レースに参加しましょう。 グループライド中に、イベント的に「ミニレース」がある場合もあります。 「ミニレース」は、グループリーダーからスタートの合図が出ます。 合図が出るまでは、ペダルを踏み込まないようにしましょう。 ZWIFTレースについてはこちらの記事を参考に ZWIFTレースに勝つ5つのアイテム 正攻法とミステイク 

②事前に「イベント概要」を読む

グループライドのエントリーページには、イベント概要が載っています。 簡単な英語で書かれています。 グループライドの雰囲気やペース配分を確認するこができます。 グループライドの目的や、内容を大まかに把握しましょう。 「ペースのアップダウン」「最終周回でミニレース」などを事前に知っておくと、ライド中に戸惑わなくなります。

③目的のカテゴリーに参加する

グループライドはレースのような「カテゴリー強制」がありません。 どのレベルのイベントにも自由に参加できます。 カテゴリー強制についてはこちらの記事を参考に カテゴリー詐欺撲滅!?ZWIFT新機能「カテゴリー強制」とは!? Bカテゴリーの人が、リカバリー目的でDカテゴリーに参加することもできます。 自分の目的に合ったパワーウェイトレシオのイベントに参加しましょう。

④ペースを乱さない・飛び出さない

体が温まってくると、ついついペースが上がってしまいます。 グループの先頭に出る場合は、設定ペースを守るようにしましょう。 極端に前に出ると、必ずついてくる人がいます。 ZWIFTにはドラフティング効果があります。 何人かが集団から飛び出すと、全体のペースも上がってしまいます。 もしペースアップする人がいても、無視しましょう。 グループライドは設定ペースを守ることが大切です。 スプリント区間やKOM区間では、特に注意が必要です。 ペースを乱す行為は、グループライドを台なしにします。 マナーを守って楽しくトレーニングしましょう。

⑤フェンスに注意

グループリーダーがフェンスを設定することがあります。 フェンスはグループリーダーからの距離ではなく、時間で設定されています。 設定時間は、グループリーダーが決めることができます。 フェンスから飛び出すと「Return to Group」の警告が出ます。 警告が出たら、素早くリーダーの元まで戻りましょう。 60秒カウントダウンを無視し続けると、グループライドから排除されます。

⑥ミニマップを活用する

画面に表示されるミニマップを活用しましょう。 ミニマップには自分の位置の他に、グループリーダーの位置、フェンスの位置、集団の状態が表示されます。 集団がまとまっているのか、ばらけているのかが俯瞰して見れます。 自分が集団から離れていれば、リーダーの場所に戻りましょう。

⑦グループリーダーは完璧ではない

グループリーダーはボットではありません。 生身の人間が、ボランティアでしています。 イベントによっては、パワーウェイトレシオが守られなかったり、ペースが速すぎる場合もあります。 上りで速すぎたり、遅すぎたりする場合もあります。 完璧なペーシングを求めるなら、ペースパートナーを選択しましょう。 ペースパートナーについてはこちらの記事を参考に ZWIFTペースパートナーが大幅アップデート 全9人の紹介と5つの活用法 グループライドを楽しむコツは、多少の不覚的要素を受け入れることです。

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