ZWIFTロボペーサー徹底解説と5つの活用法
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目次
ZWIFT ロボペーサーとは
2020年に発表されたロボペーサー
2020年に、ZWIFTの新機能としてロボペーサーが追加されました。
ロボペーサーとは、一緒に走ることのできるボットです。
ZWIFT内を9人のロボペーサーが24時間走り続けています。
ユーザーは自分のペースに合ったロボペーサーを選び、好きなだけ一緒に走ることができます。
当初はペースパートナーという名前でしたが、その後、ロボペーサーという呼び名に変わりました。
2022年9月の大幅アップデートからロボペーサーは9人
ロボペーサーは、全員が身長175cm、体重75kgです。
9人のロボペーサーのパワーは下の表の通りです。
自分に合ったパワーウェイトレシオのロボペーサーを選択できます。
名前 | パワーウェイトレシオ |
Constance | 4.2W/KG |
Genie | 3.7W/KG |
Jacques | 3.2W/KG |
Yumi | 2.9W/KG |
Coco | 2.6W/KG |
Maria | 2.2W/KG |
Miguel | 1.8W/KG |
Bernie | 1.5W/KG |
Taylor | 1.1W/KG |
ZWIFT豆知識についてはこちらの記事を参考に
ZWIFTに蔓延するチート 本当にあったチート事件 チート方法と対策を紹介
【ZWIFT】トレーナー難易度を徹底解説 仕組みとレースに勝つ調整方法
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ロボペーサーの機能
ダイナミックペーシング
ロボペーサーは、傾斜に応じてパワーが変化します。
登りでは多くのパワーを必要とします。
逆に下りは少ないパワーで下れます。
具体的には、3%以上の傾斜では10%パワーが上がります。
3%以上の下りでは20%パワーが下がります。
ダイナミックペーシング機能により、よりリアルな走行感が得られます。
ロボペーサーとの走り方
①ワールドチョイスでWATOPIAを選択⇒「他のライダーと一緒にライドしますか?」⇒「PACE PARTNERS」を選択
好きなロボペーサーを選択⇒「次へ」
「ライドwithC」を選択
5秒以内にペダリング開始
ロボペーサーに付いていく
ロボペーサーは、グループライドと同じです。
ペースが遅いと置いて行かれます。
自動で追従する機能はありません。
ワチピアやマクリ島を走ってロボペーサーに遭遇するのを待つ方法もあります。
最初からロボペーサーと走る予定なら、スタート画面から選択した方が早いです。
テレポートでロボペーサー間を行き来する方法
テレポートとは
テレポートは、ライド中にロボペーサーを行き来する機能です。
好きなロボペーサーを選択すれば、すぐに移動できます。
ワークアウトが途切れることはありません。
テレポート活用方法
現在のロボペーサーが、速すぎる又は遅すぎる時にテレポートできます。
ウォーミングアップやクールダウンに遅いロボペーサーを使い、メイントレーニングで速いロボペーサーを使う方法もあります。
イベントの最中にテレポートで参加することはできません。
走行距離に応じたボーナスXPはリセットされます。
ZWIFTロボペーサー活用法5選
①ウォーミングアップ・クールダウンに活用
ZWIFTレース前は、ウォーミングアップが必要です。
ウォーミングアップは筋温を高め、関節可動域を大きくする働きがあります。
予め心拍数を上げることで、ZWIFTレース特有のスタートダッシュに対応できます。
ウォーミングアップは一定ペースと数回の短いスプリントが有効です。
負荷の軽いペースパートナーを選択して上手にウォーミングアップしましょう。
クールダウンは一定ペースで走る必要があります。
スプリントは不必要です。
筋肉に蓄積した疲労物質を除去し、リカバリーを早める作用があります。
ウォーミングアップ・クールダウンの必要性についてはこちらの記事を参考に
②ドロップポイントを効率よく稼ぐ
ドロップポイントを貯めると経験値(XP)に応じたフレームやホイールが購入できます。
XPが走行距離に応じて増えるのに対して与えられます。
ドロップポイントは消費カロリー、獲得標高、走行距離、RIDE ONを受け取った数、性別に応じて与えられます。
ロボペーサーと一緒に走行すると、最大2.5倍のドロップポイントが貰えます。
最初の5分間は1.0倍です。その後、5分毎に増えていき、最大で2.5倍になります。
以前は、2.5倍で5分間走行すると再度1.0倍になりました。
2022年10月のアップデートで、2.5倍が維持されるようになりました。
ロボペーサーから離れかけると「Stay with Pace Partner」の警告が出ます。
ロボペーサーから離れると、ドロップ倍率はリセットされます。
③限界に挑戦
普段Cカテゴリーのレースに出ている人にとってAロボペーサーに付いていくことは困難です。
自分がパワーウェイトレシオ4.2倍のロボペーサーに何分付いていけるのかを試すのは良いトレーニングです。
自身のFTPからスイートスポット強度を計算し、それに合ったロボペーサーに付いていくのも良いトレーニングになります。
スイートスポットトレーニングについてはこちらの記事を参考に
スイートスポットトレーニング 時間効率重視でロードバイクトレーニング!向いている人は?やり方は?時間は?強度は?ZWIFTワークアウトは?疑問を全て解決!
④カテゴリーテストに活用
ZWIFTレースにはAからDまでのカテゴリーがあります。
初めてレースに参加する時はどのカテゴリーが適しているか分かりません。
それぞれのカテゴリーのロボペーサーに何分付いていけるかで自身の適正カテゴリーが分かります。
レースカテゴリーはFTPと体重からも計算できます。
レースカテゴリーについてはこちらの記事を参考に
カテゴリー詐欺撲滅!?ZWIFT新機能「カテゴリー強制」とは!?
⑤ZWIFT集団走行トレーニング
ZWIFTはバーチャルライドなのでリアルとは違うテクニックが必要です。
ZWIFTもリアルと同じく集団先頭は抵抗が大きくなります。
集団内は抵抗が小さくなります。
リアルとは異なり、集団内にいても落車リスクはありません。
自分のペースが一定でないと、集団内の位置が前後します。
特に上りや下りで集団内の位置をキープするのは、独特のペース配分が必要です。
ロボペーサーには、多くの人が集まっています。
ロボペーサーを中心とした集団内で位置を前後させることで、位置取りが上手くなります。