【ZWIFTワークアウト】 6人の一流コーチからの挑戦状!Coaches’ Challenge
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目次
リアルに拡張した最初のバーチャルチーム:チームODZ提供:6人のコーチによるZWIFTワークアウト
6人のコーチ陣が提供する「コーチ・チャレンジ」
チームODZが監修するZWIFTコーチチャレンジは6名の一流コーチ陣が提供するワークアウトプログラムです。
自宅に居ながら世界トップクラスのワークアウトができます。
2017年5月1日から5月7日まで開催されました。
ワークアウトはアーカイブで残っているので、いつでもすることができます。
一流コーチ陣のワークアウトが自宅に居ながらできるよ!
チームODZとは!?
一緒にグループライドする仲間を募集するために設立されたよ!
チームODZは2015年にカリフォルニアで設立されました。
設立したのは2人のメガネ屋です。
土曜日の早朝の仕事前にZWIFTするためのチームです。
メガネ屋が始めたのでチームODZのロゴはメガネマークが入っています。
メガネ自転車に乗っているんだね
2015年にZWIFTチームはWSRしかなく、初心者を対象にしたものでした。
チームODZグループライドは強度が高いため好評でした。
参加ライダーは増え続けています。
チームオリジナルジャージも作られ、アメリカやイギリスの公式チームになりました。
バーチャルであるZWIFTからリアルレースに進出したチームになりました。
チームODZのYouTubeチャンネルはこちらから!
https://www.youtube.com/channel/UC9ZQGx6hPnUXz-O8oewSd-w
ZWIFTワークアウトについてはこちらの記事も参考に
【地獄の1時間】 ロブ・マニング(Rob Manning)コーチ
ロブ・マニングはコーチング会社Tailwind Coachingを運営しています。
ニューヨーク州のイサカカレッジでスポーツ科学を学んだ後、カイロプロテックの博士号を取得します。
ロブ・マニングのコーチングの目的は最短時間で潜在能力を最大限に引き出すことです。
ロブ・マニングは元プロロードレーサーではありません。
多くのアマチュアサイクリストと同様に仕事と家庭とトレーニングを両立させてきました。
通常のトレーニングプランが週15時間以上かかるのに比べて、ロブ・マニングのプランは週10時間程度なのが特徴です。
高強度のインターバルトレーニングです。
全て1分間のインターバルです。
強度はFTP75%からFTP165%まで変化します。
VO2MAX能力に加えて回復力も必要です。
1時間4分のワークアウトでTSSは114です。
1時間FTP強度で走った時のTSSが100なのでほぼ全力疾走に相当します。
やり切るのが相当ハードなワークアウトなので、脚がフレッシュな状態で挑戦した方が良いでしょう。
トレーニング時間 | TSS |
1時間4分 | 114 |
VO2MAX向上ワークアウトはこちら
【スイートスポットインターバル】 シェイン・ガフニー(Shayne Gaffney)コーチ
GCコーチングはアメリカのニューハンプシャー州に拠点があります。
ロード、トラック、シクロクロス、マウンテンバイク、BMX、トライアスロンなど多くの自転車競技のコーチングサービスを提供しています。
シェイン・ガフニーはGCコーチングの一員です。
元陸上競技選手であり、大学でトライアスロンを始めます。
2011年からロードレースを始めます。
アメリカサイクリングコーチ資格1級取得。
顧客のセンチュリーライド完走などをサポートしています。
ウォーミングアップは15分間です。
徐々にFTP115%まで上げて脚の準備をします。
メインセットはスイートスポットトレーニング(SST)です。
スイートスポットトレーニングは有酸素能力を効率よく向上させることができます。
忙しいアマチュアサイクリストにおススメのメニューです。
スイートスポットトレーニングは20分間×2セットです。
最後のセクションはVO2MAXインターバルです。
1分間から15秒間までのインターバルです。
時間は短くなりますが強度が上がっていきます。
トレーニング時間 | TSS |
1時間19分 | 90 |
スイートスポットトレーニングについてはこちらの記事も参考に
【ハードな90分】 ポール・B・マカネニー(Paul B. McAneney)コーチ
ポール・B・マカネニーはカナダのオタワに拠点を置くNCCPのコーチであり、オタワ・トップチーム・レーシングの一員でもあります。
オタワ・トップチーム・レーシングはオタワに住む男性20名で構成されています。
チームは10年以上の歴史があり、仕事を持ちながらレース活動しています。
寒いオタワでZWIFTはトレーニングの有効な手段になっています。
オタワ・トップチーム・レーシングは毎週日曜日夜9時20分(日本時間)からZwift OTRレースシリーズを開催しています。
スイートスポットインターバルです。
このワークアウトでスイートスポット強度に30分間滞在します。
最後のブロックは14分間のスイートスポットインターバルで途中に30秒間のVO2MAX強度が入ります。
トレーニング時間 | TSS |
1時間30分 | 105 |
きつくないZWIFTワークアウトについてはこちらの記事も参考
【ロードレースシミュレーションワークアウト】 イアン・マーレイ(Ian Murray)コーチ
イアン・マーレイはアルペンスキーヤーでしたが、トライアスロンに転向し16年間、活躍しました。
チームODZのメンバーでもあります。
トライアスロンコーチの資格を取得しています。
初心者からオリンピック選手まで幅広い選手指導の実績があります。
ロードレースでアップダウンするパワーを再現したワークアウトです。
5分間ハード・2分間イージー・1分間ハード・2分間イージーを繰り返します。
5分間の高強度は逃げ選手を追走する集団をイメージしています・
1分間の高強度は逃げのためのアタックをイメージしています。
ウォーミングアップは10分間です。
FTP25%からFTP75%まで徐々に強度が上がります。
トレーニング時間 | TSS |
58分 | 74 |
レースシミュレーションワークアウトについてはこちらの記事も参考に
【スイートスポット+VO2MAX】 ノエル・ボンク(Noel Bonk)コーチ
ノエル・ボンクはニューヨークを拠点にロードレースやトライアスロンなど持久系スポーツのコーチング会社であるBonkWerxの一員です。
ウェイトリフティングをしていましたが怪我で引退し、ロードバイクに乗り始めました。
アマチュアとしてレースに参加する傍らでレース監督やアマチュアレースチームの監督も務めました。
その後、プロのコーチとして活躍しています。
ニューヨークの冬は厳しいのでZWIFTをトレーニングに有効活用しています。
有酸素能力からVO2MAXまで万遍なくトレーニングできるワークアウトです。
前半はスイートスポットトレーニングで後半はVO2MAX強度です。
トレーニング時間 | TSS |
1時間20分 | 91 |
【2016年パリ~ルーベを再現】 ジェイソン・フローレス(Jason Flores)コーチ
ジェイソン・フローレスはチームODZの創立メンバーです。
ジェイソン・フローレスが土曜日の早朝に一緒にグループライドするために始めたチームは今や現実世界に拡張しています。
2016年にパリ〜ルーベでマシュー・ヘイマンが優勝した時を再現したワークアウトです。
マシュー・ヘイマンはレース序盤から逃げ、追いついてきた後続集団でもアタックを繰り返しました。
最後のヴェロドロームでトム・ボーネンを含む5名の集団スプリントを制します。
このワークアウトは石畳前の上り坂を再現しています。
強度の下がることのない非常にハードなワークアウトです。
トレーニング時間 | TSS |
55分 | 81 |