ZWIFTクライム・ポータル徹底解説 全16コースの走り方

Contents

世界の有名峠を正確に再現したバーチャルコース「クライム・ポータル」とは

有名山岳コースをGPSで正確に再現

クライム・ポータルとは、2023年6月に新しく追加されたコース群です。

ツールドフランなどで使われる、有名な山岳コースを正確に再現しています。

実際の山岳コースをバーチャルで再現するのは、初めてではありません。

ZWIFTには、今までも「アルプ・デュエス」、「モン・ヴァントゥ」といった有名な山岳コースを再現したコースがありました。

有名山岳コースについてはこちらの記事を参考にしてください。

ZWIFT 3大ヒルクライムコース「Ventoux」「Alpe du ZWIFT」「Epic」完全攻略法Alpe du Zwift(アルプ・ド・ズイフト)60分切りのための5つの秘策

クライム・ポータルの世界観

既存の「アルプ・ド・ズイフト Alpe du ZWIFT KOM」や「モン・ヴァントゥ Ventoux KOM」は傾斜だけでなく、コース脇の風景もリアルに再現されています。

クライム・ポータルは、ゲーム的な世界観となっています。

リアルな景色の中を走るのではなく、ゲーム化された世界を走ります。

距離、傾斜、コーナーの数などはリアルに再現されています。

風景を排除することで、より早く多くのコースを追加することが可能になりました。

コースの色は、傾斜によって変化します。

傾斜がきつくなると、赤色になります。

クライム・ポータルでXPを効率的に稼ぐ方法

クライム・ポータルを走ると、XPが獲得できます。

XPとは、ZWIFTの経験値です。

XPを貯めることで、レベルが上がります。

XPについてはこちらの記事を参考に

ZWIFTのXPを効率よくゲットする方法6選

【ZWIFT】ワークアウト中のXP獲得方法

クライム・ポータルは1コースを10セクションに分けます。

セクションを通過する毎に、アイテム又はボーナスXPが獲得できます。

セクションには、アーチがあります。

アイテム確率
フェザーアイテム20%
スモールボーナスXP(×10XP)60%
ラージボーナス(×250XP)20%
アーチ通過時のボーナスポイント

スモールボーナスが出る確率が、最も高いです。

長いコースも短いコースも、10セクションに分けられています。

従って、短くて傾斜が緩いコースなら、効率的にXPが獲得できます。

クライム・ポータルを使えば、効率的にレベルアップできます。

クライム・ポータルの走り方

毎日2コース走行可能

クライム・ポータルは全部で16コースあります。

いつでも、好きなコースを走れる訳ではありません。

走れるコースは、スケジュールで決まっています。

毎日2コースが解放されています。

スケジュールは公式HPから確認できます。

クライム・ポータルのエントリー方法

「スタート画面」→「ライドのみ」→「ポータル」を選択

ライドを開始します。

上り始める前に、リードインがあります。

リードインは短く、1分程度です。

クライム・ポータルの入口には、アーチがあります。

アーチを通過すると、クライム・ポータルが始まります。

ヒルクライムの走り方についてはこちらの記事を参考に

ZWIFTヒルクライムレース必勝テクニック10選

傾斜の調整方法

傾斜の調整

クライム・ポータルは傾斜を調整できます。

難易度は100%、75%、50%から選択できます。

傾斜が緩くなり、獲得標高が低くなるため、タイムは速くなります。

距離は変更できません。

傾斜をきつくすることもできます。

最大は125%です。

一度100%で完走した後に、傾斜を最大にすることができます。

最初は、125%がロックされています。

クライム・ポータルの難易度は、トレーナー難易度とは異なります。

トレーナー難易度についてはこちらの記事を参考に

【ZWIFT】トレーナー難易度を徹底解説 仕組みとレースに勝つ調整方法

難関の峠に挑戦したいが時間や体力がない時は、難易度を下げ気楽に走ることができます。

傾斜を調整したライダーの表示

クライム・ポータルで走っている全てのライダーが表示されます。

どのライダーが傾斜を調整しているかは、ライダーリストで確認できます。

クライム・ポータルの画面

クライム・ポータルが始まると、専用の画面に切り替わります。

クライム・ポータル専用画面

ETA

画面上部中央に表示されます。

走行時間、獲得標高などが表示されます。

タイムを更新できる可能性の高いライダーも表示されます。

このライダーを目標に、上ることができます。

ポータル・セクション

画面の左上に表示されます。

10セクションに分けたデータが、表示されます。

データは平均斜度、平均パワー、平均心拍数、タイム、過去の自己ベストです。

進捗状況

画面の左下に表示されます。

コース全体の何パーセントを上ったかが表示されます。

マップ

画面右上に表示されます。

コース全体ではなく、近くだけが表示されます。

近くのライダーも表示されます。

クライム・ポータル全16コース

最短2.1km、最長17.2kmの全16コース

クライム・ポータルは全部で16コースあります。

距離や平均勾配は様々です。

トレーナー難易度を調整すると、初心者でも楽しむことができます。

トレーナー難易度についてはこちらの記事を参考に

【ZWIFT】トレーナー難易度を徹底解説 仕組みとレースに勝つ調整方法

HoloReplayを表示させることもできます。

HoloReplayについてはこちらの記事を参考に

ZWIFT新機能「HoloReplay」 使い方と遊び方

クライム・ポータル全コース一覧表

コース名距離傾斜走行時間(FTP比2倍)走行時間(FTP比4倍)
Pike2.17km9%19分10分
Domancy2.97km7.9%22分12分
Trebiac4.6km4.2%21分12分
Aravis 5.2km5.1%27分15分
 Old La Honda5.6km7.1%38分20分
Crow Road7km3.58%17分29分
Platzerwasel7.82km7.3%55分29分
Belles Filles8.6km7%58分31分
 Bealach Na Ba9km7%60分32分
Laguna Negra9.1km5.6%51分27分
Ordino10.3km5%51分29分
Rocacorba11.8km6.4%74分40分
Puy de Dôme12.96km7%87分46分
Aspin13.54km5.8%78分42分
Madone16.3km5.5%91分57分
Tourmalet 17.2km6.9%115分61分

最短コース「Pike(ピケ坂)」

スペインにある上り坂を再現したコースです。

距離は短いですが、急傾斜です。

前半は5%以下ですが、後半は13%もあります。

2023年ツールドフランス第一ステージのゴールです。

イェーツ兄弟が集団から飛び出し、アダム・イェーツがステージ初優勝でマイヨ・ジョーヌを獲得しました。

3級山岳で、獲得標高は215mです。

最長コース「Tourmalet(ツールマレー峠) 」

フランスのピレネー山脈に連なる峠で、標高2115mです。

ツールマレー峠は、ツールドフランスで最も多く使われている峠です。

2023年ツールドフランスの第6ステージでもコースになりました。

超級山岳で、獲得標高は1213mです。

Aspin(アスパン峠)

Aspin(アスパン峠)は、ツールマレー峠に連なる山脈です。

アスパン峠は、複数の上り口があります。

クライム・ポータルは、最も難易度の高い上りが再現されています。

1級山岳で、獲得標高は807mです。

Madone(マドン峠)

マドン峠は、フランス南部のニース郊外にあります。

トレックのフラッグシップモデス「マドン」の由来となった峠です。

マドン峠を有名にしたのは、ランス・アームストロングです。

ニースに住んでいた頃に、自分のパフォーマンスがツールドフランスに耐えうるのかをテストしたことで有名になりました。

1999年にランス・アームストロングは30分45秒を記録しました。

超級山岳で、獲得標高は902mです。

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