2022年 国内ロードレース重大ニュース104選

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目次

1月

シクロクロス世界選手権への日本選手団派遣中止など、コロナの影響が続く2022年の始まりとなりました。

JCL2022年シーズンにマトリックスパワータグが参戦など、明るい話題もありました。

1日 TEAM BRIDGESTONE Cycling MTBチームが活動停止を発表

東京オリンピック代表選手の輩出など、数々の実績を残してきたTEAM BRIDGESTONE Cycling MTBチームが2021年シーズンをもってその活動を一旦満了することを発表しました。

チーム設立は1994年で、活動期間は28年間でした。

2022シーズンはトラックとロード種目を中心とした1チーム体制で活動しました。

TEAM BRIDGESTONE Cycling

MTBチーム監督 小林輝紀 コメントから抜粋

私たちはアジア初のUCIプロMTBチームとして、海外を主戦場とした数々のレースを戦い続けてきました。

東京2020オリンピックを終えた今季、MTBチームの目指してきた28年間の活動は一旦満了致しますが、これは決して歴史が止まることを意味するものでも、幕が下ろされることでもありません。

私たちはいつの日か、再び皆さんとマウンテンバイクという素晴らしいスポーツの世界を一緒に楽しみ、夢を見て、それを叶える日が来ることを信じています。

ありがとうございました。
そして、また会いましょう。

6日 シクロクロス世界選手権派遣中止

JCF(公益財団法人 日本自転車競技連盟)は、アメリカで開催されるシクロクロス世界選手権への日本選手団派遣中止を発表しました。

新型コロナウィルス新変異株「オミクロン株」の世界的拡大を受けたものです。

派遣が中止となった選手は以下の5名です。

男子U23村上 功太郎松山大学(TOYOFRAME)
男子U23村上 裕二郎明治大学
男子U23鈴木 来人Team S1NEO LOUDEAC
女子エリート渡部 春雅明治大学
女子エリート福田 咲絵AX cyclocross team

7日 JCLがトークン発行・販売を発表

JCL(株式会社ジャパンサイクルリーグ)がブロックチェーン技術を利用したトークンを新規発行・販売を発表しました。

新たなファンコミュニティの創出、リーグの発展・拡大が目的です。

トークンは株式とクラウドファンディングとファンクラブの要素を持っています。

JCLの販売するトークンについてはこちらの記事を参考に

2022シーズン!どうなるJCL !?トークン導入・新資本パートナー4社獲得・川淵三郎名誉顧問就任 そして2023年カテゴリー統一 

13日 ヴィクトワール広島 西田選手が競輪選手養成所合格

ィクトワール広島の西田選手は2021年10月に競輪選手への転向を表明していました。

2022年1月になり、日本競輪選手養成所の入所試験合格を発表しました。

養成所では、123回生第1回記録1000mTTで1位となり、ゴールデンキャップ候補になる等の活躍を見せています。

20日 別府史之氏 U19 Academy Marseille Provenceのゴッドファーザーに就任

U19 Academy La Pomme Marseille Provenceは南フランスのマルセイユを拠点にしています。
ジュニアカテゴリーであるU19(17歳・18歳)のチームです。
La Pomme Marseille Provenceのジュニア育成チームです。
母体であるLa Pomme Marseille Provenceはフランス名門アマチュアチームです。
別府史之氏もかつて所属していました。
2020年はNIPPOがタイトルスポンサーとなりました。
別府氏や中根氏、岡篤志選手、石上優大選手といった日本人選手が加入していました。
U19 Academy La Pomme Marseille Provenceは2022年から国際レースに参戦します。

31日 JCLにマトリックスパワータグ加盟決定 JCL・Jプロツアー統合へ大きく前進

JCL2022年シーズンにマトリックスパワータグが参戦するとが発表されました。

JCL2022シーズンの加盟は全10チームとなりました。

一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)と一般社団法人ジャパンサイクルリーグ(JCL)が、2023年トップカテゴリーツアーの一本化に向けて話し合いを始めたことも発表されました。

JCL・Jプロツアー統合へ大きく前進しました。

国内プロリーグについてはこちらの記事を参考に

どうなる日本のプロサイクルロードレース!?JCL発足!!

2月

北京オリンピックが開幕し、男子モーグルで原大智選手が7位入賞を果たしました。

ZWIFT世界選手権が開催され、日本人7選手が参戦しました。

5日 原大智選手 北京五輪モーグルで7位

北京冬季五輪の男子モーグルで原大智選手が7位入賞を果たしました。

原大智選手は、前回の平昌五輪で銅メダルを獲得しています。

平昌五輪後に特別選抜試験に合格し、日本競輪選手養成所に入所しました。

競輪選手とモーグル選手の二刀流として世間の注目を集めました。

12日 JCL みなとみらいサイクルフェスを横浜赤レンガ倉庫で開催

JCLがエキシビションレース「みなとみらいサイクルフェス」を開催しました。

レースは小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)がスプリントで優勝しました。

24日 梶原悠未選手がUCI運営のワールドサイクリングセンター(WCC)チームに加入

梶原悠未選手は、東京五輪のトラック種目である女子オムニアムで銀メダルを獲得しました。

2024年パリ五輪での金メダル獲得を目指しています。

強化の一環としてスイスに渡り、WCCのロードレースチームに加入しました。

持久力の強化のため、半年間はロードレースを走ります。

加入後の3月5日にはスペインで行われた「COPA MEDITERRANIA」でスプリントで優勝し、強さを見せました。

25日 JCL名誉顧問に川淵三郎氏が就任

JCLは川淵三郎氏を名誉顧問に迎えることを発表しました。

川淵三郎氏は、元サッカー選手でJリーグ初代チェアマンです。

分裂したバスケットボールリーグを統合した実績を持ちます。

2022年現在、分裂している国内プロロードレースの統合が期待されます。

握手を交わす川淵三郎氏(右)と片山右京チェアマン(左)

27日 ZWIFT世界選手権開催

ZWIFTの仮想世界であるKnickerbocker Circuitを舞台に、トップクラスのeスポーツアスリート180名が参加しました。

スタートからフィニッシュまでJ SPORTSで中継されました。

日本からも男子5名(池田隆人、高杉知彰、笹内秀法、前川聡朗、本田竜介)、女子2名(樫木祥子、石上夢乃)の選手が出場しました。

3月

Jプロツアー開幕やロードアジア選手権開催など、2022年シーズンが動き出しました。

1日 JCLが新資本パートナー4社を発表 ワールドツアー参戦を目指す

JCLが新たな資本パートナーを獲得したことを発表しました。

JCLは世界への挑戦として、選抜チームを設立する構想を発表しました。

UCI プロチーム・ワールドチームの立ち上げプロジェクトを開始します。

有望な若手選手のヨーロッパへの派遣制度なども整備するとのことです。

19日・20日 富士クリテリウムチャンピオンシップ開催

静岡県富士市で第1回富士クリテリウムチャンピオンシップが開催されました。

JCL(ジャパンサイクルリーグ)、JBCF(全日本実業団自転車競技連盟)、JICE(日本学生自転車連盟)の3団体が参加して行われました。

初日に各団体ごとの予選を行い、決勝レースに計75名の選手が参加しました。

岡本隼選手(愛三工業レーシングチーム)が優勝しました。

27日 Jプロツアー開幕 初戦は「播磨中央公園ロードレース」

兵庫県播磨中央公園でJプロツアー開幕戦が行われ、小林海選手(マトリックスパワータグ)が優勝しました。

キンテロが2位、マンセボ選手が3位となり、マトリックスパワータグがワン・ツー・スリーフィニッシュを決めました。

30日 アジア選手権で増田選手がロード・タイムトライアル共に銀メダル獲得

アジア選手権が3月25日から29日に行われました。

開催地はタジキスタンの首都ドゥシャンベです。

日本代表として参戦した増田成幸(宇都宮ブリッツェン)がエリートロードレース、個人タイムトライアルの2種目で銀メダルを獲得しました。

アジア選手権が開催されるのは3年ぶりで、日本からは男子3選手のみが参加しました。

増田選手の他に草場啓吾選手(愛三工業レーシングチーム)、山本大喜選手(キナンレーシングチーム)が参加しました。

4月

Jプロツアーに続き、JCLも開幕しました。

ロードレースシーズンが本格的に始動しました。

9日 JBCF公認 YouTubeチャンネル「ガチンコサイクルTV」開設

JBCFは初の公認チャンネル「ガチンコサイクルTV」を開設しました。

Jプロツアー全戦の映像配信、LIVE配信などを行います。

サイクルネット株式会社とオフィシャルパートナー契約を締結し、運営します。

16日・17日 JCLが栃木県で開幕2連戦

JCL開幕戦となる「カンセキ真岡芳賀ロードレース」が栃木県・真岡井頭公園で開催されました。

レースは小野寺玲選手(宇都宮ブリッツェン)が優勝しました。

2位に増田成幸選手が入り、宇都宮ブリッツェンが地元でのレースをワンツーフィニッシュで飾りました。

翌日は第2戦となる「カンセキ宇都宮清原クリテリウム」が栃木県・清原工業団地周辺特設コースにて開催されました。

第2戦は沢田桂太郎選手(Sparkle Oita Racing Team)が優勝しました。

Sparkle Oita Racing Teamは孫崎大樹選手が3位に入り、好調なシーズンインとなりました。

16日・17日 Jプロツアー 西日本ロードクラシック2DAYS 小林海選手3連勝

Jプロツアー第2戦・第3戦の西日本ロードクラシック広島大会Day2が広島県中央森林公園で開催されました。

小林海選手(マトリックスパワータグ)が初日、2日目共に優勝し、開幕3連勝を決めました。

2日目は1位から4位までをマトリックスパワータグが独占しました。

開幕戦に続き、今シーズン2度目の表彰台独占となりました。

21日~23日 ネーションズカップ第1戦 梶原悠未選手金メダル 男子マディソン史上初の銀メダル

UCIトラックネーションズカップ第1戦グラスゴー大会が、4月21日~23日の3日間開催されました。

女子オムニアムで東京2020オリンピックの銀メダリストである梶原悠未選手が出場し、見事に優勝を果たしました。

男子マディソンには窪木一茂選手と今村駿介選手のペアが出場し、2位を獲得しました。

史上初の男子マディソン種目でのメダル獲得となります。

5月

ツアーオブジャパンが開催され、チームUKYOが圧勝しました。

ツール・ド・熊野も開催されました。

ジャパンカップの開催が発表されるなど、コロナ禍からのレース再開が活発化しました。

12日~15日 ネーションズカップ第2戦 佐藤水菜選手 銀メダル

ネーションズカップ第2戦がミルトン(カナダ)で開催されました。

女子ケイリンで佐藤水菜選手が銀メダルを獲得しました。

同じく女子ケイリンで小林優香が3位表彰台を獲得しました。

19日~22日 ツアー・オブ・ジャパンが全4ステージで開催 チームUKYOが圧倒的な強さを見せつける

「三菱地所 presents ツアー・オブ・ジャパン 2022」が、5月19日から5月22日まで、全4ステージで開催されました。

ツアー・オブ・ジャパンは日本最大規模の国際自転車競技連合(UCI)公認国際自転車ステージロードレースです。

第1ステージ信州飯田ステージ119.6km
第2ステージ富士山ステージ78.8km
第3ステージ相模原ステージ107.7km
第4ステージ東京ステージ112.0km

コロナ禍により、海外チームは参加しませんでした。

国内の全16チームにより争われました。

第1ステージは長野県飯田市で開催されました。

最終周回に抜け出したネイサン・アール選手とベンジャミン・ダイボール選手が逃げ切り勝利しました。

チーム右京がワン・ツーフィニッシュを決めました。

沢田時選手(TEAM BRIDGESTONE Cycling)が落車し、鎖骨と肋骨を骨折しました。

第2ステージは富士スピードウェイからふじあざみラインへのラインレースで開催されました。

ベンジャミン・ダイボール選手が優勝し、ネイサン・アール選手が2位となりました。

初日に引き続き、チーム右京がワン・ツーフィニッシュを決めました。

ネイサン・アール選手とベンジャミン・ダイボール選手は3位以下を大きく引き離し、総合優勝に大きく近づきました。

第3ステージは神奈川県相模原市で開催されました。

レース中盤に抜け出した逃げ集団がそのまま決まりました。

集団を制した岡篤志選手(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム)がステージ優勝しました。

岡篤志選手のツアー・オブ・ジャパンステージ優勝は3年ぶりとなります。

UCIレースでの優勝は今回が初となります。

第4最終ステージは東京都大井埠頭で開催されました。

レースは集団スプリントとなりました。

スプリントを制したレイモンド・クレダー選手(チーム右京)がステージ優勝しました。

ネイサンアール選手が個人総合優勝しました。

チーム右京は全4ステージ中3勝しました。

チーム総合優勝も果たし、他のチームを圧倒しました。

26日 ジャパンカップ3年ぶりの開催を発表

10月14日から16日に 「2022 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE(2022ジャパンカップサイクルロードレース)」が開催されることが発表されました。

コロナ禍により2020年、2021年は中止されていたため、3年ぶりの開催となります。

UCIワールドチームも参戦する予定で、日本で開催される唯一のUCIプロシリーズとなります。

27日~29日 「ツール・ド・熊野」が3年ぶりに開催 チームUKYOが総合優勝

UCI2.2クラスのステージレースである「ツール・ド・熊野」が三重県と

和歌山県で開催されました。

2019年以来、3年ぶりの開催となりました。

第1ステージ赤木川清流コース114.0km
第2ステージ熊野山岳コース104.5km
第3ステージ太地半島周回コース104.3km

計18チームが参戦しました。

第1ステージは、窪木一茂選手(チームブリヂストンサイクリング)が集団スプリントを制し、優勝しました。

チームブリヂストンサイクリングにとって2022年シーズン初勝利となりました。

第2ステージは、序盤で先行した集団が逃げ切りました。

逃げ集団を制したキンテロ選手(マトリックスパワータグ)がステージ優勝しました。

個人総合首位は、第1ステージに続き2位となったネイサン・アール選手(チーム右京)となりました。

第3ステージは先頭集団が逃げ切りました。

先頭集団を制したライアン・カバナ選手(ヴィクトワール広島)がステージ優勝しました。

総合首位争いは、ネイサン・アール選手(チーム右京)が僅差で首位を守り切りました。

チーム右京はツアー・オブ・ジャパンとツール・ド・熊野で優勝を成し遂げました。

6月

ロード全日本選手権が開催され、新城幸也選手がチャンピオンジャージを獲得しました。

女子エリート・U23が開催見送りとなるなど、残念なニュースもありました。

4日 マウンテンバイク全日本選手権(XCO)が開催直前で延期を発表

7月23日と24日に静岡県で開催が予定されていたマウンテンバイク全日本選手権(XCO)の延期がJCFより発表されました。

延期理由は、会場整備及び実施運営体制の調整が必要なため、とされています。

4日 「全日本学生選手権チーム・タイムトライアル」で東京大学が大会初優勝

埼玉県で開催された「第60回全日本学生選手権チーム・ロード・タイムトライアル大会」で、東京大学優勝を成し遂げました。

東京大学が優勝するのは、創部以来初の快挙となります。

2021年の全日本選手権ロードで7位入賞した金子宗平選手(東京大学大学院2年生)が大きな役割を果たしました。

東京大学OBで、元プロロードレーサーの西薗良太氏や安井雅彦氏ですら達成できなかったチーム・タイムトライアルでの優勝を東京大学にもたらしました。

18日~19日 「東日本ロードクラシック2DAYS」小林海選手が今季6勝目

Jプロツアー第6戦、第7戦となる「東日本ロードクラシック2DAYS」が静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで開催されました。

初日、2日目共に小林海選手(マトリックスパワータグ)が優勝しました。

小林選手は今季6勝目となります。

マトリックスパワータグは開幕戦からの連勝記録を7に伸ばしました。

1週間後に迫った全日本選手権に向けて大きな弾みとなりました。

18日~22日 「アジア選手権トラック」エリート 金メダル12個 銀メダル2個 合計14個のメダルラッシュ

2022年「アジア選手権トラック」がインドのニューデリーで6月18日から22日まで開催されました。

金メダルを獲得した選手は、10月12日から行われる2022世界選手権トラックの出場権を得ました。

男子チームスプリント小原佑太・寺崎浩平・太田海也・長迫吉拓金メダル
男子チームパシュート橋本英也・窪木一茂・今村駿介・兒島直樹・松田祥位金メダル
女子チームスプリント小林優香・太田りゆ・佐藤水菜銀メダル
男子ケイリン寺崎浩平金メダル
男子1kmTT小原佑太金メダル
女子オムニアム内野艶和金メダル
女子スプリント太田りゆ金メダル
女子スプリント小林優香銀メダル
女子ポイントレース内野艶和金メダル
男子スプリント山崎賢人金メダル
女子ケイリン佐藤水菜金メダル
女子マディソン内野艶和・古山稀絵金メダル
男子スクラッチ橋本英也金メダル
男子マディソン窪木一茂・今村駿介金メダル

18日~22日 「アジア選手権トラック」ジュニア 全選手がメダル獲得

エリートと同時開催でジュニアの「アジア選手権トラック」が開催されました。

3選手が参戦し、全選手がメダルを獲得しました。

男子ケイリン中石湊銀メダル
男子スプリント中石湊金メダル
男子1kmTT中石湊銅メダル
女子個人パシュート池田瑞紀金メダル
女子ポイントレース垣田真穂金メダル
女子スクラッチ池田瑞紀銀メダル
女子オムニアム垣田真穂金メダル

各選手が複数の種目でメダルを獲得する結果となりました。

21日 ロード全日本選手権女子エリート・U23 開催見送り決定

6月25日に開催予定のロード全日本選手権女子エリート・U23が開催見送りとなりました。

今年6月10日、女子エリートレースにエントリーしていたA選手が大会特別規則の「チームカーは競技に随行できない」を取り消しを求める要請を行ったものの、JCFは2021年から道幅が狭く見通しの悪い広島森林公園コースでのチームカー走行を認めておらず、A選手の要請を却下。これを受けて同日、A選手は公益財団法人日本スポーツ仲裁機構(JSAA)にて緊急仲裁を申し立てし、同18日にJSAAは申し立てを認め、JCFに対し当該特別規則変更を制定する決定を取り消すという内容の仲裁判断を下した。

JCFによる経緯説明

24日~26日 ロード全日本選手権開催 男子エリートは新城幸也選手が制す

24日から26日にかけてロード全日本選手権が開催されました。

開催地は広島県中央森林公園で、個人タイムトライアルとロードレースが行われました。

24日は個人タイムトライアルが行われました。

個人タイムトライアル男子U23は、留目夕陽選手(EF Education-NIPPO Development Team)が唯一の32分台のタイムを出し、優勝しました。

女子エリート+女子U23では樫木祥子(株式会社オーエンス)が2連覇を果たしました。

個人タイムトライアル男子エリートは、金子宗平選手(群馬グリフィンレーシングチーム)が49分05秒のタイムを出し、優勝しました。

2位は小石祐馬選手(チーム右京)、3位は新城幸也選手(バーレーン・ヴィクトリアス)でした。

25日はロードレース男子U23が行われ、仮屋和駿選手(キナンレーシングチーム)が優勝しました。

仮屋選手残り2周で先行する集団を追走し、合流しました。

更に最終周回の後半に抜け出し、後続が牽制する間に単独でゴールしました。

仮屋選手は日本大学に在学しながら、キナンレーシングチームに所属しています。

26日はロードレース男子エリートが行われ、新城幸也選手(バーレーン・ヴィクトリアス)が優勝しました。

116人が出走し、完走したのは僅か29人のサバイバルレースとなりました。

新城選手の全日本選手権優勝は、2007年、2013年に続き3度目となります。

7月

Jプロツアー・JCLが活発に開催されました。

9日~10日 JCL第3戦・第4戦開催 キナンレーシングチーム2連勝

9日にJCL第3戦の「広島トヨタ広島ロードレース」が開催されました。

広島県中央森林公園サイクリングコースにて開催されました。

123kmのレースでトマ・ルバ選手(KINAN Racing Team)、増田成幸選手(宇都宮ブリッツェン)との最終局面を制した山本元喜選手(KINAN Racing Team)が優勝しました。

2位の増田選手はJCL個人ランキング首位となりました。

10日にJCL第4戦の「広島トヨタ広島クリテリウム」が開催されました。

広島市の西区商工センター特設コースで開催されました。

51kmのクリテリウムでトマ・ルバ選手(KINAN Racing Team)が独走で優勝しました。

第3戦の山本元喜選手に続き、KINAN Racing Teamは2連勝となりました。

16日~18日 Jプロツアー3連戦(第8・9・10戦)開催 キナンが連勝

海の日を含む3連休にJプロツアー3連戦が開催されました。

福島県石川郡で開催されました。

JプロツアーとJCLの交流戦として、キナンレーシングチームが参戦しました。

16日は第8戦「石川クリテリウム」が開催されました。

レースは完全に主導権を握ったTEAM BRIDGESTONE Cyclingから松田祥位選手が優勝しました。

2位に窪木一茂選手が入り、TEAM BRIDGESTONE Cyclingがワンツーフィニッシュとなりました。

開幕戦から連勝していたマトリックスパワータグの記録は「7」でストップしました。

17日は「石川サイクルロードレース」が開催されました。

レースは95.2kmに短縮されて行われ、最終局面に山本大喜選手(キナンレーシングチーム)と小林海選手(マトリックスパワータグ)の一騎打ちとなりました。

2選手はほぼ同時にゴールラインを通過し、映像判定の結果、山本大喜選手の優勝が確定しました。

18日は「古殿ロードレース」が開催されました。

古殿町は窪木一茂選手(TEAM BRIDGESTONE Cycling)の出身地でもあります。

109.8kmで行われたレースは、最終局面でトマ・ルバ選手(キナンレーシングチーム)が独走します。

小林海選手(マトリックスパワータグ)が懸命に追走するも届かずトマ・ルバ選手が優勝を決めました。

交流戦として参戦したキナンレーシングチームは、連勝と総合首位という最高の形を残すことになりました。

8月

「全日本自転車競技選手権トラック」で2つの日本新記録が誕生しました。

「UCI 2022ジュニア世界選手権トラック」で3つのメダルを獲得しました。

6日~7日 JCL第5戦・第6戦 宇都宮ブリッツェンが2連勝

JCL第5戦と第6戦が大分県オートポリスで開催されました。

第5戦は121.5km、第6戦は90.6kmで開催されました。

第5戦は増田成幸選手、第6戦は小野寺玲選手がそれぞれ優勝しました。

宇都宮ブリッツェンが2連勝となりました。

7日 インターハイロードレース 松山学院高校がアベック優勝

インターハイロードレースが香川県で開催されました。

男子ロードレースは、残り5kmを独走した鎌田晃輝選手(松山学院高校)が優勝しました。

女子ロードレースは、垣田真穂選手(松山学院高校)がスプリントを制し優勝しました。

ロードレースは松山学院高校が男女共に優勝し、5度目の総合優勝となりました。

インターハイロードレースについてはこちらの記事を参考に

2022年インターハイ自転車ロードレース コース・見どころ・注目選手

21日 吉田隼人選手(マトリックスパワータグ)が電撃引退

シマノ鈴鹿ロードレース クラシックで吉田隼人選手が引退を表明しました。

チームメイトも、レース2時間前に引退を知るという電撃的な表明でした。

吉田隼人選手は、ラストレースでゴールスプリントを3位でゴールし、表彰台を獲得しました。

8歳の時に3位になり、初めてプロロードレースを間近で観たシマノ鈴鹿ロードレースは、吉田隼人選手にとって思い入れのあるレースです。

今後は自身の経営する会社に注力するとのことです。

25日 ジュニアトラック世界選手権 メダル3個を獲得

23日から27日に、イスラエルで「UCI 2022ジュニア世界選手権トラック」が開催されました。

日本から6選手が参戦し、4選手がメダルを獲得しました。

女子マディソン垣田真穂・池田瑞紀2位
男子ケイリン阿部英斗3位
男子1km TT中石湊3位

26日~29日 「全日本選手権トラック」開催 2つの日本新記録樹立

静岡県の伊豆ベロドロームで「全日本自転車競技選手権トラック」が開催されました。

2つの日本新記録が誕生しました。

男子個人パシュートで窪木一茂選手(チームブリヂストンサイクリング)が4分13秒297の日本新記録で優勝しました。

男子個人パシュートジュニアで梅澤幹太選手(松山工業高校)が3分18秒419のジュニア日本新記録を樹立しました。

9月

インカレで死亡事故が発生し、大きな衝撃と悲しみを与えました。

ツールド北海道が3年ぶりに開催されました。

3日 JCL第7戦「キナン古座川ロードレース」開催

和歌山県古座川町で「キナン古座川ロードレース」が開催されました。

レースは、登坂距離6km、平均勾配4%の峠を含む124.8kmで行われました。

最終スプリントで増田成幸選手(宇都宮ブリッツェン)を下したネイサン・アール選手(Team UKYO SAGAMIHARA)が優勝しました。

個人ランキングトップは増田選手がキープしました。

4日 インカレ ロードレース開催 U23ロード日本チャンピオンの仮屋和駿選手が優勝 男子ロードレースで死亡事故

1日から4日にかけて鹿児島県で「文部科学大臣杯第77回全日本大学対抗選手権自転車競技大会(インカレ)」が開催されました。

最終日にロードレースが行われました。

男子は145.2kmのレースに155名の選手が出走しました。

レース最終局面は2人の逃げのスプリントとなりました。

最終スプリントを制した仮屋和駿選手が優勝しました。

仮屋和駿選手は、全日本選手権に続き、インカレロードも制すことになりました。

女子は72.6kmのレースに18名の選手が出走しました。

7名の集団から飛び出した渡部春雅選手(明治大学)と岩元杏奈選手(日本体育大学)が逃げ集団となります。

最終周回で、岩元杏奈選手を振り切った渡部春雅選手が独走し、優勝しました。

渡部春雅選手はインカレロードを初制覇しました。

大学対抗は男子が日本大学、女子が日本体育大学の優勝となりました。

男子ロードレースで死亡事故が発生しました。

日本学生自転車競技連盟の報告書によると、集団前方の選手が転倒したことによる連鎖的な落車が発生しました。

24名の選手が落車し、法政大の1年生(19)が亡くなりました。

息子の死が無駄にならないように安全性を高めて競技を再開し、前に進んでほしい

遺族の父親のコメント

9日~11日 ツールド北海道 門田祐輔選手が総合優勝

ツールド北海道が3年ぶりに開催されました。

ツールド北海道は、国内では稀な、全て公道を使用したラインレースとなっています。

合計3ステージで開催されました。

第1ステージは、3回の2級山岳と2回のスプリントポイントがある171kmで争われました。

3名でのスプリントを制した今村駿介選手(チームブリヂストンサイクリング)が優勝しました。

第2ステージは、途中に1級山岳があるものの、平坦基調の186kmで争われました。

谷順成選手(那須ブラーゼン)ラスト500mの登りスプリントを制し、優勝しました。

2位の門田祐輔選手(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム)が個人総合首位となりました。

第3ステージは、途中で1級山岳を通過する173km

8名の選手が逃げ切り、その中からスプリントを制した今村駿介選手(チームブリヂストンサイクリング)が優勝しました。

リーダージャージの門田選手は1分遅れのメイン集団でゴールし、総合優勝を決めました。

門田選手と同じくEFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチームに所属する留目夕陽選手も山岳賞を獲得しました。

EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチームは、U26のチーム総合優勝も加えて、3賞を受賞しました。

9月15日 シマノレーシング 湊諒選手今季限りの引退を表明

シマノレーシングに所属する湊 諒選手が今季限りで引退することを表明しました。

湊 諒選手は青森県出身で1992年生まれの30歳です。

2015年にチームUKYOで活躍した翌年の2016年にシマノレーシングに加入しました。

9月16日 佐野淳哉選手 レバンテフジ静岡を退団 マトリックスパワータグへ電撃移籍

佐野淳哉選手がレバンテフジ静岡を退団し、マトリックスパワータグへ移籍することが発表されました。

レバンテフジ静岡は静岡東部をホームとする地域密着型チームです。

佐野淳哉選手は、チーム発足時の2020シーズンからキャプテンとして率いてきました。

2014年全日本選手権ロードチャンピオンである佐野淳哉選手は、2021年の練習中に鎖骨を骨折し、苦しい時期を過ごしました。

18日 Jプロツアー第11戦「南魚沼クリテリウム 」開催 岡本隼選手(愛三工業レーシングチーム)が優勝

18日にJプロツアー第11戦「南魚沼クリテリウム 」が新潟県南魚沼市の中心街で開催されました。

1周1.24kmのコースを40周回して争われました。

雨が降ったりやんだりする天候の中、行われたレースを岡本隼選手(愛三工業レーシングチーム)が制しました。

岡本隼選手は昨年も南魚沼クリテリウム で優勝しており、連覇となりました。

19日 JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ 入部正太朗選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)優勝

19日にJBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップが開催されました。

JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップはJプロツアーで最も格式の高い大会です。

レースは156kmで争われ、3名のスプリントを制した入部正太朗選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)が優勝しました。

このレースのみで獲得できる「輪翔旗」も、総合優勝した弱虫ペダルサイクリングチームが手にしました。

22日 伊藤雅和選手(シエルブルー鹿屋)が引退表明

シエルブルー鹿屋に所属する伊藤雅和選手が、チーム公式HPで引退を発表しました。

伊藤選手は愛三工業レーシングチーム、NIPPOヴィーニファンティーニを経た後に、愛三工業レーシングチームで復帰し、2022年シーズンはシエルブルー鹿屋でレース活動を行っていました。

シエルブルー鹿屋ではマネージャー兼選手として若手育成に注力しました。

プロ生活は12年間になります。

引退後も鹿児島を拠点にロードレースに関わる活動を継続するとの事です。

23日~25日 Jプロツアー第1315戦開催 入部選手・河野選手・マンセボ選手が優勝

Jプロツアー第13戦から第15戦が、群馬サイクルスポーツセンターで開催されました。

第13戦は、150kmで争われました。

雨のレースとなりました。

7周目に出来た17人の逃げ集団から更に絞られた7人のスプリントを制した入部正太朗選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)が優勝しました。

入部選手は前週のJBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップに続き2連勝となりました。

第14戦は60kmで争われました。

最終局面で10人程度に絞られた集団から冨雄選手(シエルブルー鹿屋)が単独アタックしました。

冨雄選手は最後の登り直前で吸収されました。

河野翔輝選手(チームブリヂストンサイクリング)がゴールスプリントを制し、優勝しました。

河野選手にとって、ロード初優勝となりました。

第15戦は「まえばし赤城山ヒルクライム」として開催されました。

「まえばし赤城山ヒルクライム」の開催は3年ぶりとなります。

レースは、残り3kmでアタックしたフランシスコ・マンセボ選手(マトリックスパワータグ)が優勝しました。

マンセボ選手は今シーズン初勝利となります。

このレースで伊藤雅和選手(シエルブルー鹿屋)は引退となりました。

鎖骨骨折でレースから離脱していた沢田時選手(チームブリヂストンサイクリング)が復帰し、17位でゴールしました。

25日 Jプロツアー第8戦 高速道路を使用した高知県宿毛市ロードレース開催 孫崎大樹選手が初優勝

Jプロツアー第8戦となる高知県宿毛市ロードレースが開催されました。

レースは125kmで争われました。

初開催となる高知県宿毛市ロードレースは高速道路を一部使用し、開催されました。

高速道路を使用したロードレースは国内初となります。

孫崎大樹選手(Sparkle Oita Racing Team)が、レース最終局面でゴールスプリントを制し、優勝しました。

孫崎選手は、ロードレース初優勝となります。

個人総合は増田成幸選手(宇都宮ブリッツェン)が、引き続き保持しました。

28日 大仲凛功選手(早稲田大学)がTeam UKYO へ新規加入

早稲田大学所属の大仲凛功(おおなかりく)選手がTeam UKYO へ新規加入することが発表されました。

大仲選手は松山学院高校在校時の2021年度インターハイ、2020年度高校選抜優勝のそれぞれ3kmインディヴィデュアルパーシュート優勝実績があります。

コロナ禍で派遣中止となりましたが、2021 UCIロード゙世界選手権ジュニア日本代表でもあります。

早稲田大学入学後は、イナーメ信濃山形に所属していました。

10月

「2022世界選手権トラック」が開催され、メダル獲得や記録更新が相次ぎました。

3年ぶりのジャパンカップが開催され、多くの方が観戦に訪れました。

新チームの発表や、選手の移籍が活発化しました。

1日~2日 「OITAサイクルフェス」開催 スパークルおおいたレーシングチームが地元初優勝

1日から2日にかけて大分県大分市で「OITAサイクルフェス」が開催されました。

「OITAサイクルフェス」は、大分駅前で開催される「おおいた いこいの道クリテリウム」と、UCI1.2のワンデーレース「おおいたアーバンクラシック」で構成されています。

出場は、海外を含む15チームです。

初日は「おおいた いこいの道クリテリウム」が行われました。

レースは大分駅前の1周1kmのコースを40周する40kmで争われました。

レース終盤に山本大喜選手(KINAN Racing Team)が逃げますが、残り半周で落車します。

集団スプリントから孫崎選手のリードアウトで飛び出した沢田桂太郎選手(スパークルおおいたレーシングチーム)が優勝しました。

スパークルおおいたレーシングチームは、地元開催レースでの初勝利となりました。

2日目は、「おおいたアーバンクラシック」が行われました。

昭和電工ドーム前をスタート・ゴールとする150.8kmで争われました。

レース最終局面で3人となった集団から宇賀隆貴選手(チーム右京)が飛び出し、優勝しました。

宇賀選手はプロ初勝利となります。

最後の3人に残り、積極的に集団を引いた小出樹選手(キナンレーシングチーム)も印象に残る走りでした。

2日~6日 ツールド台湾 全5ステージで開幕 日本から4チーム参戦

ツールド台湾が全5ステージで行われました。

日本からはキナンレーシングチーム、チーム右京、愛三工業レーシングチーム、シマノレーシングの4チームが参戦しました。

第1ステージは83.2kmで争われ、集団スプリントを制した岡本隼選手(愛三工業レーシングチーム)が優勝しました。

第1ステージを制した岡本選手はリーダージャージも獲得しました。

第2ステージは120.6kmで争われました。

1級山岳フィニッシュを含む山岳ステージでベンジャミン・ダイボール選手(チーム右京)がラスト3kmを独走し、優勝しました。

ダイボール選手は総合2位の選手から40秒のアドバンテージを稼ぎ、総合リーダーとなりました。

ツアー・オブ・ジャパン第2ステージに引き続き、今シーズンのUCIレース2勝目となりました。

第3ステージは156.5kmで争われました。

17名のスプリント勝負を制したルーク・ランペルティ選手(トリニティレーシング)が優勝しました。

総合ジャージは引き続きダイボール選手(チーム右京)がキープしました。

第4ステージは155.6kmの平坦ステージでした。

集団スプリントを制したレイモンド・クレダー選手(チーム右京)が優勝しました。

チーム右京は第2ステージに続き、2勝目となりました。

最終第5ステージは144kmの平坦ステージでした。

集団スプリントを制したモハメドハリフ・サレー選手(トレンガヌ・ポリゴン・サイクリングチーム)が優勝しました。

ステージ18位でゴールしたダイボール選手が総合優勝となりました。

9日 国体ロードレース開催

「いちご一会とちぎ国体」が栃木県那須町ロードレース・コースで開催されました。

成年男子は山本大喜選手(三重県スポーツ協会)が優勝しました。

山本元喜選手も8位に入り、兄弟で入賞を果たしました。

女子ロードレースは池田瑞紀選手(祐誠高校)が優勝しました。

少年男子ロードレースは長島慧明選手(北桑田高校)が優勝しました。

レース中継のアーカイブはこちらから

https://japangamestv.japan-sports.or.jp/kyougi/bicycle/1677

12日~16日 UCIトラック世界選手権 窪木選手・佐藤選手 銀メダル 松田選手・小原選手日本新記録

12日から16日にフランスで「2022世界選手権トラック」が開催されました。

窪木一茂選手 銀メダル

男子スクラッチで窪木一茂選手が銀メダルを獲得しました。

スクラッチでの銀メダル獲得は日本人初の快挙となります。

今までの最高位は2010年の銅メダルでした。

銀メダルを獲得したことで、S級2班への特別昇級が決定しました。

佐藤水菜選手 銀メダル

女子ケイリンで佐藤水菜選手が銀メダルを獲得しました。

佐藤選手の銀メダル獲得は2年連続で2回目となります。

松田祥位選手 日本新記録

男子個人パシュートで松田祥位選手が4分10秒521で日本新記録を更新しました。

これまでの日本記録は窪木選手の4分13秒297でした。

松田選手は日本記録を3秒更新しました。

小原佑太選手 日本新記録

1kmタイムトライアルで小原佑太選手が59秒796で日本新記録を更新しました。

これまでの日本記録は、2013年に中川誠一郎選手がメキシコの高地で記録した1分00秒017でした。

小原選手は9年ぶりに日本記録を更新すると共に、日本人初の1分切りを達成しました。

13日 新城幸也選手がチーム・バーレーン・ヴィクトリアスと契約更新

新城幸也選手がチーム・バーレーン・ヴィクトリアスと契約更新したことが発表されました。

新城選手は、2023年もワールドツアーチームに所属し、レース活動を行うことになります。

チーム・バーレーン・ヴィクトリアス創設時の2017年から7年間所属することになります。

チーム内の最長契約選手となります。

来期の契約でチーム設立初年度から7年目のシーズンとなります。来シーズンも信頼に応える働きをします。

このチームは有望な若手選手とキャリアのあるベテラン選手のバランスが良く、強いチームです。 自分がこれまで培ってきた経験をつたえていくことも私の役割だと思っています。

新城選手コメント

13日 元警視総監がJCL顧問に就任

元警視総監の樋口 建史氏がJCL顧問に就任したことが発表されました。

警視総監は日本の警察官の階級として最高位であり、定員は1名です。

今後は、レース開催のための道路使用許可などがより円滑に進むことが予想されます。

公道を使用するロードレース界にとって、大きな一歩となります。

13日 シマノレーシング 重満 丈選手 引退表明

シマノレーシングの重満丈選手が引退を表明しました。

重満選手は鹿屋体育大学所属時の2019年のインカレロードで8位入賞の実績があります。

鹿屋体育大学卒業後の2021年からシマノレーシングに所属しました。

引退以後はアメリカに移住するとの事です。

13日 全国都道府県対抗自転車競技大会 中止を発表

静岡県伊豆ベロドロームで開催予定だった「第57回全国都道府県対抗自転車競技大会」の中止が発表されました。

全国都道府県対抗自転車競技大会は、国体開催県がリハーサルとして行うのが慣例です。

2023年に国体を開催する鹿児島県は、延期前に既に全国都道府県対抗自転車競技大会を開催済みです。

コロナ対策等で開催費用がかさむため、財政的な理由により中止とのことです。

15日 ジャパンカップクリテリウム開催 エドワード・トゥーンス選手が連覇

3年ぶりのジャパンカップクリテリウムが、栃木県宇都宮市大通り周回コースで開催されました。

5万人が観戦に訪れました。

レースはトレック・セガフレードが終始コントロールしました。

集団スプリントをエドワード・トゥーンス選手(トレック・セガフレード)が制し、2大会連続優勝を果たしました。

3位に岡篤志選手(EFエデュケーション・イージーポスト)が入りました。

15日 別府史之氏引退セレモニー セカンドキャリアで焼酎生産を宣言

ジャパンカップクリテリウムのスタート前に2021年にプロキャリアを終えた別府史之氏の引退セレモニーが行われました。

別府氏は世界トップカテゴリーのワールドチームで11シーズン戦いました。

セレモニーでは、セカンドキャリアとしてフランスで焼酎の生産に挑戦することが発表されました。

セレモニーの最後には、6シーズン在籍したトレック・セガフレードのポポビッチ監督から花束贈呈のサプライズもありました。

15日 ツール・ド・フランスを目指す「JCL TEAM UKYO」を発表

片山右京氏が「日本国籍のチームとして史上初めてツール・ド・フランスに出場し、表彰台に登ること」をミッションとする「JCL TEAM UKYO」発足を発表しました。

「JCL TEAM UKYO」は2023年シーズンから活動開始します。

2023年の主戦場はアジアツアーとなります。

5年以内のワールドツアー昇格を目指します。

代表は片山右京氏、総監督は橋本 聖子氏が就任します。

監督は宇都宮ブリッツェンから移籍した清水裕輔氏が就任します。

15日に発表された所属選手は次の通りです。

山本大喜増田成幸ネイサン・アール小石祐馬
岡篤志石橋学レイモンド・クレイダー武山晃輔

15日 宇都宮ブリッツェン 2023年新体制を発表

宇都宮ブリッツェンが2023年の新体制を発表しました。

清水裕輔監督と増田成幸選手が退団し、「JCL TEAM UKYO」へ移籍します。

清水裕輔監督は宇都宮ブリッツェンを9年間に渡って指揮しました。

新監督には、西村大輝選手が就任することが発表されました。

西村選手は鼻の手術をスペインで受け、現役続行を模索ましたが、プロロードレーサーとしての限界を感じたとのことです。

フェン・チュンカイ選手(バーレーン・ヴィクトリアス)の新規加入も発表されました。

フェン・チュンカイ選手は台湾人初のワールドツアーチーム所属選手であり、台湾チャンピオンでもあります。

16日 ジャパンカップ開催 ニールソン・ポーレス選手(EF)が独走優勝

前日のジャパンカップクリテリウムに引き続き、ジャパンカップロードレースが開催されました。

レース会場の古賀志林道を含むジャパンカップ特設コースには、7万6000人が観戦に訪れました。

レースは1周10.3kmを14周回する144.2kmで争われました。

国内外からワールドツアーチームを含む16チーム・93人の選手が参加しました。

レースは1周目からワールドツアーチームが攻撃を仕掛けるサバイバルな展開となりました。

スタート1時間半を経過し、落ち着いた集団を岡篤志選手(EFエデュケーション・イージーポスト)などがコントロールします。

3回目の山岳賞は、宇都宮ブリッツェン所属としてはジャパンカップラストランとなる増田成幸選手(宇都宮ブリッツェン)が獲得しました。

レース終盤には再び集団か活性化します。

ゴールまで14km地点でアタックしたニールソン・ポーレス選手(EFエデュケーション・イージーポスト)が独走を開始し、そのまま優勝しました。

EFエデュケーション・イージーポストはアンドレア・ピッコロ選手も2位に入り、ワン・ツーフィニッシュとなりました。

日本人最高位は新城選手の11位でした。

16日 くまもと吉無田国際 2022 沢田時選手優勝

熊本県上益城郡御船町でマウンテンバイクレース「Coupe du Japon くまもと吉無田国際 2022」が開催されました。

男子エリートに出場した沢田時選手( TEAM BRIDGESTONE Cycling)が怪我からの復活優勝を果たしました。

19日 キナンサイクリングチーム 仮屋和駿選手退団発表

2022年からキナンサイクリングチームに所属した仮屋和駿選手の退団が発表されました。

仮屋選手は2022年シーズンに全日本選手権ロードU23優勝、インカレロードレース優勝など素晴らしい成績を残しました。

キナンサイクリングチームの所属は1季限りでしたが、今後の活躍が期待されます。

20日 那須ブラーゼン 谷選手・西尾選手・竹村選手の退団を発表

那須ブラーゼンから谷順成選手、西尾憲人選手、竹村拓 選手の退団が発表されました。

全ての選手が他チームへ移籍するとのことです。

21日~23日 アジアマウンテンバイク選手権開催 小林あかり選手・高橋翔選手が金メダル獲得

韓国でアジアマウンテンバイク選手権が開催されました。

日本からはジュニア・アンダーの幅広い選手が参戦しました。

クロスカントリー女子U23で小林あか里選手、男子ジュニアで高橋翔選手がそれぞれ金メダルを獲得しました。

チームリレーでは、日本チームが銀メダルを獲得しました。

夏から10月までトラックレースをメインに活動していた。
今後は競輪学校を受験し、競輪選手としての活動もしたいのですが、このレースをきっかけにMTBも真剣に取り組みたいと考えています。まだ「競輪とMTBの二刀流」は誰もやっていませんが、その第一人者になりたい。

小林あか里選手コメント抜粋

スタートから独走で先頭を譲ることなくレースを進めることができ、とても気持ちよく走れたました。
今後は全日本選手権での優勝が目標。来年もアジア選、世界選手権とジュニアカテゴリで走りますが、今年の世界選ではDNFで悔しい思いをしたので、40位を目標に頑張っていきたい。将来的には世界トップレベルで戦うことが夢です。

高橋翔選手コメント抜粋

21日 TeamUKYO ベンジャミ・プラデス選手再加入を発表

ベンジャミ・プラデ(PRADES Benjami)選手がTeam UKYO に再加入することが発表されました。

ベンジャミ・プラデ選手は2016年から2020年に Team UKYO に所属していました。

22日 湧水の郷しおやクリテリウム開催 大規模落車で増田成幸選手(宇都宮ブリッツェン)が骨盤骨折

JCL第9戦「湧水の郷しおやクリテリウム」が栃木県塩谷郡塩谷町で開催されました。

レースは平坦の84kmで争われましたが、レース序盤で20人ほどの集団落車が発生しました。

レースは救急対応のためにキャンセルされました。

宇都宮ブリッツェンの増田成幸選手も落車し、病院へ搬送されました。

診断の結果、骨盤骨折が判明しました。

23日 那須塩原クリテリウム開催 クレダー・レイモンド選手がスプリントを制し優勝

JCL第10戦「那須塩原クリテリウム」が栃木県那須塩原市で開催されました。

レースは45kmで争われました。

集団スプリントを制したクレダー レイモンド選手(Team UKYO SAGAMIHARA)が優勝しました。

2位に小野寺玲選手(宇都宮ブリッツェン)が入りました。

23日 かすみがうらロードレース開催  トリビオ選手優勝

Jプロツアー第17戦となる「かすみがうらロードレース」が開催されました。

平坦と急傾斜からなる4.8kmのコースを25周回する120kmで争われました。

完走率は僅か3割となり、サバイバルレースとなりました。

20人の集団スプリントを制したホセ・ビセンテ・トリビオ選手(マトリックスパワータグ)が優勝しました。

トリビオ選手の優勝は約1年半ぶりとなりました。

23日 延期されていた全日本選手権女子ロードレース開催 樫木祥子選手が日本チャンピオンに輝く

延期されていた全日本選手権女子ロードレースがエリート及びU23カテゴリーで開催されました。

本来は6月に開催予定でした。

広島県中央森林公園で開催され、98.4kmで争われました。

レースは與那嶺恵理選手(Human Powered Health)を中心に展開しました。

レース中盤に先頭は7人に絞られます。

残り3周回で集団は更に絞られ、樫木祥子選手(team illuminate)、與那嶺恵理選手(Human Powered Health)、金子広美選手(イナーメ信濃山形)の3人のみが残りました。

與那嶺選手が樫木選手と金子選手を引き離すために積極的に仕掛けます。

最終局面で金子選手が離れますが、けん制する與那嶺選手と樫木選手のペースが落ちたため追いつくことに成功します。

ゴール前で更にアタックする金子選手に反応した與那嶺選手の隙をつき、樫木選手が仕掛け、優勝を決めました。

樫木選手は個人タイムトライアルとの2冠となりました。

與那嶺選手は2位を獲得しました。

24日 與那嶺恵理選手がHuman Powered Healthとの2023年契約更新を発表

與那嶺恵理選手がHuman Powered Healthと2023年の契約更新を発表しました。

與那嶺選手はHuman Powered Healthが女子ワールドツアーチームにステップアップした2021年から同チームに所属しています。

2023年に世界で戦う唯一の日本人女子ロード選手となります。

28日 シマノレーシング 尾形尚彦選手引退表明

シマノレーシングに所属する尾形尚彦選手が引退を表明しました。

尾形選手は宮城県出身の24歳です。

今後については発表されていません。

28日 宇賀隆貴選手がVélo Sport Valletaisへの移籍を発表

宇賀隆貴選手(Team UKYO SAGAMIHARA)がフランスのブルターニュ地方を拠点とする名門アマチュアチーム「Vélo Sport Valletais」への移籍を発表しました。

宇賀隆貴選手は2021年、2022年シーズンをTeam UKYO SAGAMIHARAで活躍しました。

2018年にエカーズに所属し、ヨーロッパで活動した経歴があります。

Vélo Sport Valletaisには蠣崎優仁選手が2020年から所属しています。

宇賀隆貴選手と蠣崎優仁選手は共に1999年生まれの同じ歳です。

29日 Jプロツアー最終戦 今治クリテリウム開催 マンセボ選手逃げ切り優勝

Jプロツアー最終戦となる「今治クリテリウム」が愛媛県今治市で開催されました。

Jプロツアーが四国で開催されるのは初となります。

レースは44.8kmで争われました。

レース後半に単独で飛び出したフランシスコ・マンセボ選手(マトリックスパワータグ)が逃げ切り優勝しました。

このレースでJプロツアー2022シーズン総合順位が確定しました。

個人総合U23個人総合チーム総合
1位小林 海(マトリックスパワータグ)山本哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling)マトリックスパワータグ
2位入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム)佐藤 光(稲城FIETS クラスアクト)弱虫ペダルサイクリングチーム
3位レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)香山飛龍(弱虫ペダルサイクリングチーム)愛三工業レーシングチーム

29日 山口ながとクリテリウム開催 沢田桂太郎選手優勝

JCL第11戦となる山口ながとクリテリウムが山口県長門市で開催されました。

レースは52.5kmで争われました。

レース後半にベンジャミン・ダイボール選手(オーストラリア)が逃げを決めますが、最終局面に吸収されます。

ゴールスプリントは小野寺玲選手(宇都宮ブリッツェン)と沢田桂太郎選手(スパークルおおいたレーシングチーム)で争われ、沢田選手が僅差でレースを制しました。

沢田選手は10月1日の「おおいたいこいの道クリテリウム」以来の優勝となります。

30日 JCL最終戦 秋吉台カルストロードレース開催 ベンジャミ・プラデス選手優勝

JCL最終戦となる秋吉台カルストロードレースが山口県美祢市で開催されました。

レースは118kmで争われました。

レース最終局面に13名となった集団からベンジャミ・プラデス選手(チーム右京相模原)が飛び出し、優勝しました。

ベンジャミ・プラデス選手は10月に2年ぶりにチーム復帰したばかりでした。

復帰初戦で優勝を手にしました。

このレースがJCL2022シーズン最終戦ですが、総合順位は11月13日開催のツール・ド・おきなわで確定します。

11月

移籍市場が活発化し、2023年シーズンの概要が見え始めました。

3年ぶりに「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」開催され、多くのスター選手が来日しました。

4日 沢田時選手・近谷涼選手がチームブリヂストンサイクリング退団を発表

沢田時選手と近谷涼選手が自身のツイッターでチームブリヂストンサイクリングからの退団を発表しました。

沢田選手はチームブリヂストンサイクリングに11年間在籍しました。

2022年シーズンは、5月のツアーオブジャパン第1ステージで落車骨折し、レース活動を4か月休止しました。

9月のまえばし赤城山ヒルクライムで復帰しました。

今後もマウンテンバイク、シクロクロス、ロードレースの3種目で活動することを表明しています。

所属チームは後日発表されます。

近谷選手はチームブリヂストンサイクリングに6年間在籍しました。

2017年UCIトラックワールドカップ4km団体追抜きで銀メダル獲得の実績があります。

2020年に競輪選手養成所に入所します。

養成所は14位で卒業しました。

2022年5月にデビューし、A級3班に所属しています。

退団後は、競輪選手として活躍することが予想されます。

4日 株式会社MIXIがJPFとの合弁解消と「株式会社PIST6」株式の売却を発表

株式会社MIXIは第2四半期(2022年7~9月)の決算説明会を開催しました。

説明会では、JPFとの合弁解消と「株式会社PIST6」株式の売却が発表されました。

「PIST6」の車券は「TIPSTAR」が単独で行っていました。

売却により、車券の販売窓口を拡大する狙いがあるとのことです。

6日 3年ぶりに「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」開催 ヤスパー・フィリプセン選手優勝

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムがさいたまスーパーアリーナを会場に開催されました。

大会アンバサダーにマルセル・キッテル氏を迎え、3年ぶりの開催となりました。

さいたま新都心駅周辺及びさいたまスーパーアリーナを周回する3.5kmコースを17周回します。

レースは59.5kmで争われました。

レースはフランシスコ・マンセボ選手(スペイン、マトリックスパワータグ)のアタックで開幕しました。

レース最終局面は、2022年ツール総合優勝のヨナス・ヴィンゲゴー選手(ユンボ・ヴィスマ)、2018年ツール総合優勝のゲラント・トーマス選手(イネオス・グレナディアーズ)、2022年ツール最終ステージ優勝者のヤスパー・フィリプセン選手(アルペシン・ドゥクーニンク)に絞られます。

先頭でゴールしたのはスプリンターのフィリプセン選手でした。

フィリプセン選手は初出場で初優勝を飾りました。

さいたまクリテリウムを最後に、アレハンドロ・バルベルデ選手(モビスター)とヴィンチェンツォ・ニーバリ選手(アスタナ・カザフスタン)が引退しました。

7日 トラックチーム「チーム楽天Kドリームス」が2023年体制を発表

トラックチームであるチーム楽天Kドリームスが2023年の新体制を発表しました。

新たに小原佑太選手、中野慎詞選手、太田海也選手の3選手が加わりました。

チーム楽天Kドリームスは、楽天の子会社である株式会社ケイドリームスと日本自転車競技連盟が共同で運営するチームです。

パリオリンピックを目標に、ナショナルチームの選手を育成しています。

9日 キナンレーシングがマルコス・ガルシア選手の退団を発表

キナンレーシングがマルコス・ガルシア選手の退団を発表しました。

マルコス・ガルシア選手はキナンレーシングに2016年から所属しています。

チームの最長契約選手となります。

2022年はツール・ド・台湾で個人総合3位に入賞するなどの活躍をしました。

退団後は、MTBへの転向を表明しています。

10日 那須ブラーゼンが3選手の退団を発表

那須ブラーゼンが3選手の退団を発表しました。

退団が発表されたのは、金子大介選手、川野碧己選手、石原悠希選手です。

10月に発表された谷順成選手、西尾憲人選手 、竹村拓選手に引き続いての退団発表となります。

川野選手は、慶應義塾大学自転車競技部で活動することが発表されています。

13日 世界選手権 BMXパーク男子 中村輪夢選手初優勝の快挙

「2022UCI アーバンサイクリング世界選⼿権」BMXフリースタイル・パーク男子が行われました。

決勝は、予選を勝ち抜いた12名の選手で行われました。

2位と2.30ptの差をつけ、中村輪夢選手が⼤会初優勝しました。

13日 3年ぶりに「ツール・ド・おきなわ」開催

ツール・ド・おきなわが3年ぶりに開催されました。

男子チャンピオンレースはUCIレースとして開催されましたが、海外チームの参加は見送られました。

残り10kmの上りから単独で逃げたベンジャミ・プラデス選手(チーム右京)が優勝しました。

プラデス選手は、チーム右京復帰後に2勝目を飾りました。

女子国際ロードレースは、金子広美選手(イナーメ信濃山形・バイクサンド・R×L)が優勝しました。

同日に行われた市民210㎞は、最後の75kmを単独独走した高岡亮寛選手(Roppongi Express)が7度目の優勝を成し遂げました。

13日 JCL TEAM UKYOがベンジャミ・プラデス選手・大仲凛功選手の加入を発表

JCL TEAM UKYOがベンジャミ・プラデス選手と大仲凛功選手の加入を発表しました。

ベンジャミ・プラデス選手はツール・ド・おきなわ優勝直後の発表となりました。

大仲凛功選手は早稲田大学に所属しながらチーム右京で活動していました。

若手育成枠での加入となります。

14日 ヴィクトワール広島 4選手の退団を発表

ヴィクトワール広島がライアン・カバナ選手、湯浅博貴選手、園田大智選手、武智光選手の退団を発表しました。

園田選手は一般企業に就職します。

3名の選手の今後については発表されませんでした。

16日 中根英登選手(EFエデュケーション・イージーポスト)が引退を発表
EFエデュケーション・イージーポストに所属する中根選手が引退を発表しました。
中根選手は1990年生まれの32歳です。
2011年にTeam NIPPOの研修生として所属し、プロ生活をスタートさせました。
プロ生活は11年間になります。
ジャパンカップが最後のレースとなりました。

19日 バーチャルツールド九州開催

2023年10月6日~9日に開催される「ツール・ド・九州2023」に先駆け、バーチャルツールド九州が行われました。
「ツール・ド・九州2023」はUCIアジアツアー2.1として開催されます。
国内外10チームが参加しました。
大会はYouTube liveで配信されました。
サッシャさんと栗村 修さんによる実況・解説も行われました。

20日 増田成幸選手退院

10月22日のレースで落車し、入院していた増田選手(宇都宮ブリッツェン)が退院しました。

入院は約1ヶ月に及びました。
今後はリハビリを行い、復帰を目指します。

25日 さいたまディレーブ 5選手の退団を発表

さいたまディレーブが5名の選手の退団を発表しました。
退団するのは、高木三千成選手・阿部航大選手・古田潤選手・半田子竜選手・大山慶選手の5選手です。
5選手の今後については発表されませんでした。

26日 EFエデュケーション・NIPPO ディベロップメントチームが日本人所属選手を発表

UCIワールドチーム「EFエデュケショーン・イージーポスト」の育成チームである
EFエデュケーション・NIPPO ディベロップメントチームが2023年の日本人所属選手を発表しました。
継続選手3名と新規加入選手3名を合わせた6名が所属します。

新規加入選手継続選手
橋川丈留目夕陽
山田拓海織田聖
仮屋和駿門田祐輔

アメリカ籍のUCIコンチネンタルチームとしてヨーロッパを拠点に活動します。

28日 プロロードレーサー輩出プロジェクト「ロード・トゥ・ラヴニール」発表

浅田顕氏がプロロードレーサー輩出プロジェクト「ロード・トゥ・ラヴニール」発表しました。
このプロジェクトは、UCIワールドチーム及びプロチームへ日本人選手を送り込むことを目的としています。
2028年以降年2人のプロ契約選手輩出を目指します。

29日 マトリックスパワータグがレオネル キンテロ選手の退団を発表

レオネル キンテロ選手がマトリックスパワータグからの退団を表明しました。
キンテロ選手はマトリックスパワータグに2019年から所属しています。
Jプロツアー2022年 個人ランキング3位であり、2020年のJプロツアー覇者です。

12月

3日 レバンテフジ静岡が3選手の退団を発表

レバンテフジ静岡が3選手の退団を発表しました。
西村基選手、石井駿平選手、海野晋作選手が退団します。
レバンテフジ静岡は2020年に発足しました。
退団する3選手はチーム発足時からのメンバーです。
西村選手は退団と同時に引退を表明しています。

8日 宇都宮ブリッツェンが新体制を発表

宇都宮ブリッツェンが2023年シーズンの新体制を発表しました。
チーム発足15年を迎える2023シーズンのキャプテンは既報のとおり、谷順成氏です。
エースは小野寺玲選手、フォン・チュンカイ選手、谷選手の3選手が務めます。
ロードレースと合わせて、MTB、シクロクロスでも結果を求めるチーム体制となります。

新加入選手
FENG Chun Kai(フォン チュンカイ /34歳)
谷 順成 (たに じゅんせい /28歳)
沢田 時 (さわだ とき /28歳)
坂井 洋 (さかい よう /28歳)
本多 晴飛 (ほんだ はるひ /22歳)

12日 VC FUKUOKAが4選手の入団を発表

福岡を拠点に活動するVC FUKUOKAが4選手の入団を発表しました。
2023年はUCIコンチネンタルチームとして活動します。
アジアツアーや「ツール・ド・九州2023」への参戦が活動の柱となります。
新たに入団したのは宇佐美颯基選手、鎌田晃輝選手、池田渓人選手、秋元涼選手の4名です。
秋元涼選手はアリゾナ大学に在学中であり、アメリカを中心に活動します。

13日 JCLアワード開催 小野寺玲選手が個人総合賞を獲得

JCLプロロードレースツアーの年間表彰を行う「2022 JCL AWARDS」アワードが開催されました。
小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)が個人総合賞を獲得し、CVSTOSより腕時計が贈られました。
中島康晴選手(キナンサイクリングチーム)の引退セレモニーも行われました。

13日 合同チーム「さいたま那須サンブレイブ」結成発表

那須ブラーゼンとさいたまディレーブの合同チームである「さいたま那須サンブレイブ」の結成が発表されました。
2023年シーズンは合同チーム「さいたま那須サンブレイブ」として出場します。
チームや運営会社はいずれも存続します。
両チームにキャプテンを立てます。
新チームの監督は那須の鈴木真理コーチが務めます。
チームとしての所属選手は13名です。

13日 シマノレーシングが床井亮太選手の退団を発表

シマノレーシングが床井亮太選手の退団を発表しました。
床井選手は作新学院大学在学中の2020年にシマノレーシングに加入しました。
床井選手の今後については発表されていません。

15日 愛三工業レーシングチームが中川拳選手・別府匠監督の退団を発表

愛三工業レーシングチームが中川拳選手と別府匠監督の退団を発表しました。
別府監督の退団は2022年初頭に発表されていました。
別府監督は選手として7年間、監督して12年間の合計19年間に渡り、同チームに在籍しました。
今後については発表されていません。
中川選手は研修生も合わせると4年間同チームに在籍しました。
退団と同時に引退を発表しています。

16日 シエルブルー鹿屋が白川幸希選手の退団を発表

シエルブルー鹿屋が白川幸希選手の退団を発表しました。
白川選手は2021年から2年間、シエルブルー鹿屋に在籍しました。
2023年シーズンはキナンサイクリングチームの所属が決まっています。

17日 キナンサイクリングチームが新体制を発表

キナンサイクリングチームが2023シーズン新体制を発表しました。
7名の継続選手に加え、新たに6名の選手が加入します。
6名の強力な選手が加わったため、チーム力向上が期待されます。
使用バイクはヨネックスからコルナゴに変更になります。
「ツール・ド・熊野」での総合優勝を最大の目標として活動します。

新規加入選手
ライアン・カバナ選手(ヴィクトワール広島から移籍)
ドリュー・モレ選手(チームブリッジレーンから移籍)
孫崎大樹選手(スパークルおおいたから移籍)
白川幸希選手(シエルブルー鹿屋から移籍)
宮崎泰史選手(宇都宮ブリッツェンから移籍)
津田悠義選手(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチームから移籍)

20日 チームブリヂストンサイクリングが新体制を発表

チームブリヂストンサイクリングが新体制を発表しました。
2024年パリオリンピックを見据えた活動となります。
2023年はアジア選手権トラックや世界選手権トラックに参戦します。
Jプロツアーにも継続参戦することが発表されています。
所属選手は新規加入選手を含む14名となります。

20日 シエルブルー鹿屋が新体制を発表

シエルブルー鹿屋が新体制を発表しました。
2023年は「かごしま国体」が開催されます。
地域密着チームであるシエルブルー鹿屋は、地元開催国体での天皇杯、皇后杯の獲得を目指します。
2020年に引退表明した山本さくら選手の復帰が発表されました。
山本選手は2016年リオデジャネイロオリンピックに出場し、オムニアム16位の実績があります。
正式メンバーとして古谷田貴斗選手が加わります。
Jプロツアーを中心に、トラック競技へも参戦します。

21日 ヴィクトワール広島が新体制を発表

ヴィクトワール広島が新体制を発表しました。

ヴィクトワール広島は2023年にチーム発足9年目を迎えます。
2023年の目標はJCLチームランキング1位獲得です。
加入選手は、ベンジャミン・ダイボール選手、カーター・ベトルス選手、レオネル・キンテロ選手、中⽥拓也選手、宮﨑健太選手、平井杏周選手です。
ダイボール選手など、外国人選手3名が加入したため、チーム力向上が期待されます。

23日 2023年Jプロツアー レースカレンダー発表

全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)が2023年のカレンダーを発表しました。

開幕戦は2月25日に鹿児島県鹿屋市で行われます。
Jプロツアーは全19戦で争われます。
コロナ禍で多くのレースが開催された広島中央森林公園はカレンダーから外されています。

26日 2023年Jプロツアー参戦チーム発表

2023年にJプロツアーに参戦するチームが発表されました。
新たに大学生のチームである京都産業大学が加わりました。
チーム数は15です。
2022年初頭に模索されたリーグの統一は発表されませんでした。

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