【オートミールとグラノーラ】は【白米とチャーハン】の関係と同じ

オートミールとグラノーラは似て非なるもの

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ロードバイクトレーニングしている人に人気のオートミールですが、注意したいのがグラノーラとの違いです。

オートミールとグラノーラは似ていますが、白米とチャーハンくらい違いがあります。

オートミールについてはこちらの記事を参考に

ロードレーサーにおススメ！オートミールって何！？

おススメのオートミールはクエーカーです。

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白米を美味しく高カロリーにしたのがチャーハン

白米に卵やハムなどを加えて油で炒めたのがチャーハンです。

白米に比べて食べやすく美味しいですが脂質、糖質が増量されています。

オートミールとグラノーラも同じ関係があります。

オートミールはオーツ麦を食べやすく加工したものです。

脱穀したオーツ麦を蒸してから伸ばし、乾燥させています。

オートミールには味付けがされていないので、味付けする必要があります。

独特のドロッとした食感があるので、食べ慣れるには時間がかかるかも知れません。

オートミールを食べやすく加工したのがグラノーラ

グラノーラはオートミールを食べやすく加工したものです。

商品にもよりますが、オートミールにナッツ・メープルやはちみつ、植物油などを混ぜて焼いたものがグラノーラです。

糖や植物油を加えているので誰でも美味しく食べることができます。

美味しいのですが、オートミールを食べる目的から外れてしまいます。

グラノーラはオートミールのメリットを打ち消す

オートミールのメリット

オートミールを摂るメリットは次のようなことがあります。

• 低GI食品なので血糖値が上がりにくく、腹持ちが良い
• 少量で満足できる
• 水溶性食物繊維を含む
• 穀物なのにタンパク質を多く含む
• 同量の白米に比べてカロリーが少し低い
• １食あたりの価格が安い

グラノーラのデメリット４選

グラノーラはオートミールを食べるメリットを打ち消してしまいます。

• 砂糖などの糖類を多く含み、GI値が高い
• カロリーの質が悪い
• ついつい食べ過ぎてしまう
• バランスは悪いのに価格が高い

①砂糖などの糖類を多く含み、GI値が高い

グラノーラは糖類が多い

オートミールのとグラノーラの最も大きな違いは、砂糖など糖類の含有量です。

オートミールはオーツ麦を蒸して乾燥させただけなので、砂糖を全く含みません。

グラノーラは美味しく加工するために多量の砂糖を使っています。

オートミール５０ｇあたりの糖質が約３０ｇなのに対してグラノーラ５０あたりの糖質は約３７ｇです。

オートミールの糖質は植物由来です。

グラノーラの糖質は砂糖を主とした糖類です。

同じ糖質ですが、糖類を多く含むのでGI値が高く、食後に空腹感を感じやすいくなります。

オートミールのGI値が約５５なのに対して商品にもよりますがグラノーラのGI値は約７０です。

ドライフルーツを含んだものは更に果糖が加わります。

ドライフルーツは健康に良いイメージがありますが、生のフルーツとの違いは水分量です。

凝縮されているので果糖の量は多くなります。

グラノーラは加工の際に加熱されているので、果物に含まれる酵素は破壊されています。

ドライフルーツを混ぜたグラノーラも発売されています。

ドライフルーツは果物の水分を飛ばして凝縮したものです。

ビタミンやミネラル、食物繊維が多く含まれています。

皮ごと食べるので栄養価が高いです。

ドライフルーツを食べるなら、グラノーラに混ぜられいるものではなく単体で購入した方が良いでしょう。

②カロリーは高くないが、質が悪い

グラノーラは高カロリーではない

グラノーラがオートミールに比べて高カロリーというわけではありません。

オートミールはお湯でふやかして食べるので、乾燥状態の１食分は５０ｇ程度です。

オートミール５０ｇは約１９０kclaです。

グラノーラはシリアルフードのようにそのまま食べたり牛乳をかけたりします。

グラノーラは商品にもよりますが、５０ｇで２２０kcalから２５０kcalです。

牛乳をかけた場合は、その分カロリーが増えます。

１食あたりのカロリーの差は６０kcal程度なので、あまり大差ありません。

グラノーラはカロリーの質が低い

注目したいのはカロリーの質です。

グラノーラは脂質を多く含みます。

脂質はオートミール５０ｇで３ｇなのに対して、グラノーラ５０ｇは６ｇ含まれています。

オートミールに含まれる脂質は不飽和脂肪酸です。

特にオレイン酸、リノール酸、リノレイン酸が多く含まれています。

これらの脂肪酸は、体内で合成できない良質な脂肪酸です。

グラノーラに含まれる脂肪は植物油脂です。

植物油脂が一概に避けるべきとは言い切れませんが、積極的に摂取する必要性は低いです。

脂質についてはこちらの記事を参考に

ロードバイクトレーニングの悪者！？知っておくべき良い脂質・悪い脂質

③美味しいので食べ過ぎてしまう

グラノーラは美味しすぎる

グラノーラは美味しく食べられるように加工されています。

サクサクのお菓子感覚で、ついつい食べ過ぎてしまいます。

オートミールはお世辞にも美味しいとは言い難いので、食べ過ぎることはありません。

GI値が低いので食後の満腹感が長続きします。

④価格の割に栄養バランスが悪い

グラノーラの価格は１食あたりオートミールの２．６倍

オートミールは４．５ｋｇで２５００円程度なので、１食５０ｇあたり２８円です。

商品にもよりますが、グラノーラは２．４ｋｇで３５００円程度です。

１食５０ｇあたり７３円です。

グラノーラはオートミールより１食あたり２．６倍価格が高くなります。

砂糖などの糖類を多く含み、空腹感が満たされにくいのに価格が高いです。

体重を落とす目的があるならば、オートミールを食べた方が経済的にも合理的です。

オートミールは色々な商品が販売されていますがおススメはクエーカーです。

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