飲酒によるアルコールがロードバイクに与えるメリット・デメリット

Contents
目次
アルコールが体に及ぼす変化
アルコールは毒素として処理される
アルコールを飲むと楽しい気分になりますが、体にとってはただの毒素です。
毒素を分解するのは肝臓です。
肝臓はアルコールをすぐに分解しようとしますが、限界があります。
処理しきれないアルコールは血流にのって体内を巡ります。
アルコールが体内を巡る間に、脳や心臓などを混乱させます。
ビールには多くの炭水化物が含まれます。
飲酒後はアルコールの分解が優先されるため、炭水化物はあまり処理されません。
それでも、体は血糖値を下げる必要があります。
過剰な炭水化物は、脂肪となり蓄積されるようになります。
蓄積された脂肪が処理されるのは、アルコールが分解された後になります。
アルコールと筋肉の関係
飲酒するとアルコールが体内に取り込まれます。
アルコール代謝に最も大きな役割を果たすのが肝臓です。
飲酒によって体内に入ったアルコールは20%が胃で、80%が小腸で吸収されます。
吸収されたアルコールは血液で肝臓に運ばれます。
肝臓に運ばれたアルコールはアセトアルデヒドを経て酢酸に分解されます。
酢酸は血液によって筋肉や脂肪組織に運ばれ二酸化炭素と水に分解され排出されます。
アルコールの代謝には肝臓が大きな役割を果たしますが筋肉もアルコール代謝に関わっています。
高地や気圧の低い場所ではアルコールの分解が遅くなります。
低酸素がアルコール分解を阻害するためです。
アルコールは純量で考える
ビールと焼酎では同じ350mlを飲んでも摂取するアルコール量は違います。
摂取するアルコールの量を純アルコール量といいます。
商品ごとにアルコール度数が違うので自分がどれだけアルコールを飲んだかは計算する必要があります。
純アルコール量=お酒の量(㎖)×アルコール度数×0.8
(例)アルコール度数5%のビールを350㎖飲んだ場合
純アルコール量=350(㎖)×0.05×0.8=14g
エタノールは水より比重が小さいので0.8をかける必要があります。
厚生労働省が推奨するアルコール摂取量は20gです。
ビール500㎖に相当します。

アルコールは筋肉の回復を妨げる
トレーニング後にアルコールを摂取すると回復が遅れることが実験から分かりました。
レッグエクステンションで大腿四頭筋のトレーニングをしました。
トレーニング後に体重1kgあたり1gのアルコールを摂取しました。
そして36時間後のパフォーマンスを測定しました。
体重1kgあたり1gは体重60kgの人ならビール1.5リットルになります。
実験はウォッカのオレンジジュース割で行われました。
アルコールを摂取しなかった場合のパフォーマンス低下は12%から28%でした。
同じ被験者がアルコールを摂取するとパフォーマンス低下は34%から40%にもなりました。
筋肉痛の出現に差はありませんでした。

アルコールはテストステロンの分泌を妨げるが女性はテストステロンの分泌を促進する可能性
テストステロンとは
テストステロンとは男性ホルモンの一種です。
筋肉の増大や骨格の発達を促進します。
男性は女性に比べて最大10倍の分泌量があります。
アルコールの急性または慢性的な摂取はテストステロンの分泌を阻害します。
テストステロンが減少すると筋肉が萎縮します。
アルコール依存症の男性患者は男性ホルモンが減少するため女性的な特徴が発達することがあります。
テストステロンの分泌に影響しない飲酒量
テストステロンの分泌に影響しない飲酒量は白人の場合で一日あたりビール1.2リットルです。
平均的な日本人はアルコール分解能力が低いので1.2リットルの半分程度だと影響しないと言われています。
海外の研究では体重1kgあたり1gのアルコール摂取はテストステロンの分泌に影響しないとされています。
男性はアルコールの摂取でテストステロンの分泌が抑制されます。
逆に女性はアルコール摂取によりテストステロンの分泌が促進されるとする研究があります。

筋量が多い人はアルコールに強くなる
筋トレがアルコール分解に与える影響
運動習慣のない被験者に12週間にわたって有酸素運動と筋力トレーニングをそれぞれ行いました。
トレーニング開始前とトレーニング開始12週間後にアルコール分解能力を調べました。
有酸素運動をしたグループは有酸素能力は向上したものの、アルコール分解能力に変化はありませんでした。
筋力トレーニングをしたグループは筋量が増え、アルコール分解能力も向上しました。
体内に入ったアルコールは肝臓で酢酸に分解され、筋肉や脂肪組織に運ばれ二酸化炭素と水に分解されます。
筋肉が増えることでアルコール分解能力が向上した可能性があります。
