競輪界のZWIFTパイオニア!佐々木雄一選手のZWIFTトレーニング徹底解説!!
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目次
競輪界のZWIFTパイオニア!佐々木雄一選手とは!?
ZWIFTをしている競輪選手は多いよ!
競輪選手はプロなので効果のない練習は取り入れないよね
ZWIFTは競輪選手にも有効な練習手段だってことが分かるね!
でも、アマチュアと同じようなメニューをしているの?
競輪選手は自分で作ったオリジナルメニューをしている人が多いね
スプリント種目なのでVo2maxに特化しているよ
佐々木雄一選手
競輪選手の間でもZWIFTの輪が広がっていますが、そのきっかけを作ったのが佐々木雄一選手です。
ZWIFTをしている競輪選手についてはこちらの記事を参考に。
佐々木選手は1980年生まれの40歳。
福島県出身で中学生の時は水泳をしていましたが、福島県立白河高校入学後に自転車競技を始めます。
高校2年生、3年生の時にインターハイ1kmタイムトライアルを2連覇します。
タイムは平成8年度が1分6秒240、平成9年が1分6秒425です。
さらに、高校3年時にジュニアアジア選手権1kmタイムトライアル優勝、国体1kmタイムトライアル優勝。
その実績を評価され、競輪学校へは技能試験免除で合格します。
その後、卒業レースでは完全優勝を果たします。
温和な性格で知られ、3人の子供の父親でもあります。
優勝したら子供におもちゃを買う約束をしてレースに挑むそうです。
佐々木選手は「差し脚」で、デビュー以来出走1679回、優勝28回。
S級1班に所属するベテランです。
佐々木選手は競輪界一のズイフターでもあります。
レベル41、走行距離14300kmは当ブログ調べで競輪界断トツの1位です。
福島県に所属する選手は佐藤慎太郎選手や渡辺正光選手、相笠翔太選手、佐伯翔選手、須永優太選手、真船圭一郎選手などZWIFTをしている選手が多いです。
これはZWIFTのパイオニアである佐々木選手の影響が大きいと思われます。
佐々木選手はレースにも出場したり、ミートアップを開催しますが、基本的にはワークアウト中心のトレーニングをしています。
ワークアウトプランはZWIFTワークアウトプランではなく、個人作成のものなので、ロードバイクのトレーニングをしている人にも参考になります。
通常、競輪選手はアクティビティデータを非公開にしているのですが、佐々木選手は全て公開しています。
それでは、佐々木選手オリジナルワークアウトを見ていきましょう!
Z6 1min interval
20分のウォーミングアップの後、1分455W3分100w×9セット。
これを10分間のフリーライドを挟んで2回します。
クールダウンは10分間。
インターバル間のレストは3分と長めですが、455wの1分間は死にます・・・。
CARSON+2
10分 | ウォーミングアップ |
3分 | 160W |
5分 | 285W |
2分 | 165W |
6分 | 300W |
2分 | 165W |
7分 | 290W |
2分 | 165W |
5分 | 305W |
2分 | 165W |
6分 | 285W |
2分 | 165W |
7分 | 300W |
2分 | 165W |
5分 | 290W |
2分 | 165W |
6分 | 305W |
2分 | 165W |
7分 | 285W |
10分 | クールダウン |
これもキツイメニューです。
特に7分間300W越えは通常の人には無理です・・・。
徐々に負荷は下がるものの、疲労は蓄積していきます。
2分間のレストでの回復力がポイントになりそうです。
DIRECT POWER COACHING
10分のウォーミングアップの後、10秒565W40秒165Wを20セット。
5分のレストの後、30秒565W2分160W。
その後5分290Wして5分クールダウンです。
30秒565Wは普通の人には無理です・・・。
Vo2max30/15
定番のVo2maxメニューである30秒ー15秒です。
10分間のアップの後に5分間レスト。
そしていよいよVo2maxインターバルです。
30秒390W15秒165Wを15セット。
レスト5分のフリーライドを挟んでこれを3セットします。
最後に10分間のクールダウン。
最初の方はできても、5セットを超えるあたりからキツクなり始めます。
15セットこなせるのはかなりのレベルです!
SST 4×10
10分間のウォーミングアップの後、5分165W10分300Wを4セットします。
SSTとはスイートスポットトレーニングのことで、FTPの下になります。
FTP260Wの人なら230Wから240Wになります。
スイートスポットが300Wは流石です!
3R VOLCANO CIRCUIT Sprint Flat Race
最後にレースのデータです。
レースは3R VOLCANO CIRCUIT Sprint Flat Race(6.6km)です。
レース開始後8分ほどは250Wから300Wで推移。
ラスト1分間はワットが上がり、最終スプリントは1275Wでゴールです。
順位はAカテゴリー2位!
佐々木選手はのZWIFTワークアウトプランはどれもキツイ!
エンデュランスではなく、Vo2max中心のメニューだね
FTPはおそらく320Wくらい
上げるときと下げるときがハッキリしているね
クリテリウムで勝ちたい人はこのメニューを参考にするといいかも~