ロードバイクの本9選!小説&ノンフィクション

ロードバイクの本を紹介します。

今回紹介するのは小説とノンフィクションです!

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Contents

ロードバイクの小説

ロードバイク小説で一番のおススメが「サクリファイス」「エデン」「スティグマータ」「サヴァイヴ」「キアズマ」です。

「サクリファイス」から続くシリーズになっているよ!

サクリファイス

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感想(2件)

チーム・オッジに入団した白石誓は勝つためには手段を選ばない絶対的エース石尾のアシストです。

チーム・オッジは決して一枚岩ではなく、チームメイトの様々な思惑が交錯しているのでした。

物語の最後に「サクリファイス」=犠牲の意味が明らかになります。

これらの本はシリーズになっていて、各々が少しづつ話の交わりがありますので最初は「サクリファイス」から読むのがおススメです。

最初は「サクリファイス」がおススメ!

著者の近藤史恵はミステリー小説を書くことが多いです。

「サクリファイス」はロードレースが舞台の小説ですがミステリーの要素もあります。

ロードレースの知識が全くない人でも楽しめる内容です。

著者がロードレースの事を良く取材して書いているので普段からロードレースを観戦する人でも矛盾なく楽しめます。

第5回本屋大賞第2位

エデン

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「サクリファイス」から3年。

白石誓は海外チームに移籍しツールドフランスに挑みます。

しかしチームのスポンサー降板の噂やライバルチームのエースのドーピング疑惑。

ツールのゴールに「エデン 楽園」があると信じて選手はゴールを目指す。

「サクリファイス」は国内レースが主戦場ですが「エデン」はツールドフランスが舞台です。

ミステリーの要素もありつつ、アシスト選手目線からのグランツールが描かれています。

主人公は別府史之がモデルかも?

スティグマータ

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シリーズ4作目。

ドーピング疑惑でロードレース界を追われた絶対的エースがプロトンに戻ってくる。

元王者の人間性が徐々に明らかになってくなか、白石誓も思惑に巻き込まれていきます。

「スティグマータ」はランス・アームストロングがモデルとなっていると思われる選手も登場します。

グランツールのドーピングの闇に踏み込んだ内容となっています。

ロードレースの闇の部分が深く描かれているよ!

著者のロードレースに関する知識が豊富なので内容に矛盾や現実離れしたところがありません。

普段ロードレースを観戦している人にこそおススメの内容です。

サヴァイヴ

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こちらは6編の短編集です。

「サクリファイス」「エデン」で登場する人物の過去が明らかになります。

国内レースや海外レースが舞台です。

この本から読み始めても十分に楽しめますが、「サクリファイ」「エデン」を読んでからの方がより楽しめます。

短編集なのでこの本から読んでも大丈夫だけど、シリーズの最初から読んだ方がおもしろいよ!

それぞれの登場人物が微妙に交錯しており、物語に深みを与えています。

キアズマ

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こちらは大学自転車競技が舞台です。

初めて自転車に乗る主人公が自転車レースに目覚めていくというありがちなストーリーです。

しかし著者の力量が凄いので非常に面白い内容になっています。

これまでのシリーズとは一味違う仕上がりとなっています。

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ロードバイクのノンフィクション小説

エスケープ

エスケープ 2014年全日本選手権ロードレース [ 佐藤喬 ]

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2014年全日本選手権の佐野淳哉選手を追ったノンフィクションです。

うつ病で苦しんでいた佐野淳哉選手が全日本選手権で優勝するまでを描いています。

全日本選手権を通して佐野選手以外の選手の想いや葛藤も描かれています。

レース中継では決して伝わらない選手の内面が書かれていますのでこの本を読めばロードレース観戦が更に面白くなるはずです。

アタック

アタック [ 佐藤喬 ]

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前作「エスケープ」に続く作品です。

2015年全日本選手権が舞台です。

前作からの続きで那須ブラーゼン中心に描かれています。

2014年全日本選手権チャンピオンに輝いた佐野選手ですが、まだ若いチームである那須ブラーゼンを率いていくには葛藤がありました。

「エスケープ」はレース展開が中心でしたが「アタック」は選手個人に焦点を当てています。

「エスケープ」「アタック」は全日本選手権に迫った唯一にして最高のノンフィクションです。

僕のジロデイタリア

僕のジロ・デ・イタリア [ 山本元喜 ]

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キナンサイクリングチーム所属の山本元喜選手が2016年にジロデイタリアに参戦した時のブログを基にした本です。

山本元喜選手はジロデイタリアに参戦しながら毎日ブログを更新していました。

しかも日記風ではなく、きちんとしたレースレポートでした。

初のジロデイタリアで毎日消耗しているはずなのにブログを更新できる力は驚きです。

「僕のジロデイタリア」はブログの内容に加筆・編集されています。

プロコンチネンタルチームから初参戦した選手の目線からワールドツアーが描かれています。

ワールドツアーチームとの超えられない壁やその中でも結果を残そうと奮闘する姿がとても面白いです。

この本を読めばツールドフランスやジロデイタリアの中継も違った視点から観れる様になります。

シークレットレース

[書籍のゆうメール同梱は2冊まで]/シークレット・レース ツール・ド・フランスの知られざる内幕 / 原タイトル:THE SECRET RACE[本/雑誌] (小学館文庫) (文庫) / タイラー・ハミルトン/著 ダニエル・コイル/著 児島修/訳

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ランスアームストロングのドーピングについては多くの本が出版されています。

「シークレットレース」もそういった類の一冊です。

しかしこの本が他と違うところは筆者であるタイラー・ハミルトン自身もランスと共にドーピングをしていた点です。

ドーピングに嵌って人生が狂っていくハミルトンですが、一方で異常な練習量をこなしています。

それはランスアームストロングも同じです。

ドーピングの闇と共にランスの勝利への異常な執着ぶりも描かれています。

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