Side By Side Radio(第80回 20分間のペース変動走)
Side by Side Radioとは
元プロロードレーサー西園良太のポッドキャストSide by Side Radioのタイムテーブルです。サイクルサイエンスからプロとの選手対談、日々の雑談まで幅広い内容のポッドキャスト。最新のスポーツ生理学やスポーツ工学情報を聞くことができるのでサイクリスト必聴です!
1時間越えは当たり前、時には3時間に及ぶポッドキャストのタイムテーブル。
これを参考にしてSide by Side Radioをお楽しみください!
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第80回 You Need a Change of Pace
メンバーはいつもの西園氏、ザイコー氏、高田くんです。20分間を一定パワーと変動パワーでトレーニングした場合の生理学的変化を分析した論文についての回です。サイクルロードレースはタイムトライアル以外はインターバルの連続です。当然ですがインターバルに強くなるにはインターバル練習が欠かせません。練習にもインターバルを取り入れたほうが肉体的にも精神的にも効率的だよ、ってお話です。
0:00 最初の挨拶
1:05 今回のテーマの紹介。論文回です。
2:30 今回の論文の紹介「メニューをするときに変動と一定では生理学的にどう違うか」
3:50 ザイコー氏のワークアウトのやり方
4:30 ワークアウトプランの活用
5:00 高田くんの練習方法
5:40 レースで求められるパワーを出せるようになるトレーニング法
6:10 20分間一定パワーと変動パワーで体の反応はどう違うか
6:50 楽して強くなる方法はある?
7:10 楽して強くなる、とは
8:00 この論文は2020年8月発表
9:00 筆者紹介
10:00 ノルウェーの自転車選手といえば
10:30 ノルウェーの自転車事情
11:15 論文執筆の背景。レースは負荷変化がある。
11:50 論文の記載内容
12:15 被験者の紹介。この実験の被験者は強い。
13:15 プロコン選手の身長・体重
14:30 被験者のVo2Max
15:40 被験者のレース出場数、年間トレーニング時間
16:15 西園氏、ザイコー氏の年間練習時間
17:10 ティポ・ピノーの年間練習時間
17:40 一定パワーでのトレーニングも大切
18:30 平坦タイムトライアルでもパワー変動はある
19:00 人種による体格の違い
20:20 負荷の低い練習での生理学的変化を調べる
21:00 この論文におけるLTの定義
22:00 乳酸値の上がり方
22:40 「低い負荷」とは
23:45 テスト内容の紹介
24:10 初日のテスト内容
25:00 励ますと人は頑張れる
25:55 2日目、3日目のテスト内容
26:10 低い負荷のテスト
27:30 高い負荷のテスト
28:00 テスト内容のまとめ
29:10 調べた内容
30:15 被験者は25回指に針を刺す
31:00 RPE(主観的強)とは
31:50 呼吸比の説明、調べる理由。
32:50 呼気のCo2を調べる
33:30 糖を燃やした方がVo2は上昇する?
34:00 使っているエネルギーを解析する
35:30 体内で消費しているエネルギー量を可視化する
36:10 論文の結論
37:00 RPEの変化は?
38:00 低負荷でのRPE、生理的変化
38:45 負荷が変化しないと精神的にきつい
40:00 Vo2の変化
41:00 Vo2を上げる練習は初心者とエリートでは方法を変えるべき?
41:50 きつさは遅れてやって来る
42:15 乳酸の変化について
42:50 負荷を変動させた方がVo2上昇には効率的
44:30 「タバタ式トレーニング」との違い
45:00 ペース変動にも種類があるので目的に応じて選択するべき
46:20 被験者の脚が揃っている事が実験の質を高めている
47:10 初心者をトレーニングさせた実験ではない
47:30 3分走での違いについて
48:00 後半の3分間の方がきつく感じ、効率も落ちる
49:00 練習後半は効率が落ちるがそれはレースも同じ
50:00 なぜ効率が落ちるのか
50:30 脂肪が使われる意味
51:00 練習後半は糖が枯渇する?
51:40 効率が落ちる理由
52:30 大学生トップ選手とワールドツアー選手で違いは出るのか
53:15 過去の論文の話
53:30 今回の論文と過去の論文の違い
54:30 ありそうでなかった実験
55:10 日本ならこの実験は可能?
55:50 ランニングでもパワーは計測できるのか
56:30 変動練習はNP(標準化パワー)で測定すべき
57:30 今回の論文のNP
58:00 NPが高いと負荷は高くなる
58:30 NPの計算式は雑?
59:00 NPの計算方法について
1:01:10 今回の実験結果は予想通りのもの?
1:02:30 変動が大きい程NPは高くなる
1:03:50 ペースを変動させるのは難しい
1:05:00 ペースを変化させるにはメカニカル的な対応と生理学的な対応がある
1:06:00 レース中はマッチを何本も燃やす
1:06:40 レースに出場しないとマッチが燃やせなくなる
1:07:15 15%の負荷の上げ下げはFTP、Vo2に有効
1:07:50 負荷変動はゲーム性がある
1:08:40 高田くんの近況
1:09:15 湯河原温泉はいいところ
1:11:00 今年は家族と出かけましょう
1:11:30 GO TOの活用
1:12:30 西園氏とザイコー氏の近況
1:13:00 野辺山シクロクロスについて
1:14:00 練習しない自慢
1:16:00 今後の予定
1:16:30 最後の挨拶