ZWIFTにはセグメントというタイム計測区間があります。
セグメントはスプリント区間、KOM(山岳)区間、ルート区間に分かれます。
セグメントを最速タイムで走ると、特別なジャージをゲットできます。
セグメントのタイム計測開始ラインは、光る線で示されています。
このラインは、注意していないと見落としてしまいます。
セグメントを最速で走ると、ジャージが与えられます。
スプリント区間では、グリーンジャージが与えられます。
スプリントについてはこちらの記事を参考に
ロードバイクのスプリント力に直結する「無酸素パワー」への大きな誤解
KOM区間では、水玉ジャージが与えられます。
ヒルクライムについてはこちらの記事を参考に
周回区間では、オレンジジャージが与えられます。
ジャージのデザインは、セグメントによって異なる場合があります。
特に、周回セグメントのジャージはそのワールドに因んだデザインが多いです。
セグメントは合計で104か所あります。
最も多いのはWatopiaです。
最も少ないのはBologna TTで、ルートセグメントがあるだけです。
ワールド | スプリントセグメント | KOMセグメント | ルートセグメント |
Watopia | 11 | 4 | 11 |
Richmond | 4 | 0 | 5 |
London | 2 | 4 | 1 |
New York | 2 | 1 | 2 |
Innsbruck | 2 | 2 | 2 |
Bologna TT | 0 | 0 | 1 |
Yorkshire | 2 | 0 | 2 |
Crit City | 1 | 0 | 3 |
Makuri Islands | 15 | 1 | 5 |
France | 6 | 2 | 2 |
Paris | 2 | 0 | 2 |
Scotland | 3 | 0 | 4 |
最も短いスプリント区間は、RichmondのBroad St. Sprint Reverseで60mです。
最も長いスプリント区間は、WatopiaにあるFuego Flats Sprint Reverseで7.1kmです。
スプリント区間の傾斜は平坦または下りです。
最も短いKOM区間は、FranceにあるVentoux KOMで19kmです。
最も長いKOM区間は、Richmondにある23rd St. KOMで260mです。
KOM区間の平均傾斜は0.9%から9.3%です。
Ventoux KOMについてはこちらの記事を参考に
ZWIFT 3大ヒルクライムコース「Ventoux」「Alpe du ZWIFT」「Epic」完全攻略法
最も短いルートセグメントはWatopiaにあるMay Fieldで400mです。
最も長いルートセグメントはLondonにあるThe PRL Fullで、173kmあります。
最高タイムは3時間58分です。
スプリントセグメントの計測区間に入ると、専用の画面が上部に表示されます。
①現在のタイム
②現在の上位にいる人の完走タイム
③セグメントの残り距離
④予想タイム
⑤過去30日の自己ベストタイム
セグメントが近づくと、画面左側に自己ベストと現在のベストタイムが表示されます。
KOM区間に入ると、画面上部に専用画面が表示されます。
表示されるデータは次の通りです。
KOMによっては、ゴール近くになると表示が変ります。
下の画面はVentoux KOMのゴール近くの表示です。
表示されるデータは次の通りです。
Ventoux KOMの走り方についてはこちらの記事を参考に
ZWIFT 3大ヒルクライムコース「Ventoux」「Alpe du ZWIFT」「Epic」完全攻略法
クライム・ポータルやAlpe du Zwiftなど、専用の表示画面に切り替わるKOMもあります。
クライム・ポータルについてはこちらの記事を参考に
セグメントを最速で走ると、ジャージが与えられます。
最速とは、「現在走っている人の中で最速」という意味です。
過去最高のタイムを出す必要はありません。
ジャージをキープできるのは1時間です。
1時間以上が経過すると、2番目のタイムの人にジャージが移動します。
1時間以内でも、タイムが更新されればジャージを失います。
ログアウトしてもジャージを失いますが、1時間以内に再ログインすれば再び着用できます。
Uターンすると、逆走区間のセグメントに切り替わるのでジャージを失います。
Uターンした方向のセグメントで最速タイムを出せば、ジャージをゲットできます。
再度Uターンした場合は、前回のジャージを着用することができます。
レースやグループライドでは、セグメント画面は表示されません。
セグメント画面は表示されませんが、タイムは計測されます。
最速タイムを更新した場合は、ジャージが与えられます。
ゲットしたジャージは、レースやグループライドが終わっても着用し続けられます。
スプリント区間は多くが200mから500mです。
10秒から30秒のスプリントです。
速度は80km/h以上に達します。
計測スタート地点から加速していては、最速タイムを出すことは不可能です。
前もって十分に加速することが大切です。
そのためには、コースを予め知っておく必要があります。
スプリント区間は、ホロリプレイを表示させることができます。
ホロリプレイとは、過去の自分をボットで表示させる機能です。
【設定→ルートHoloReplay】で設定できます。
表示は「自己ベスト」「過去30日間」から選択できます。
ホロリプレイをオンにすると、スプリント計測スタート地点にホロリプレイが待っています。
計測中は、過去の自己ベストを目標にすることができます。
ロボペーサーについてはこちらの記事を参考に
ZWIFTには様々なパワーアップアイテムがあります。
計測中は、パワーアップアイテムを活用します。
スプリント区間で有効なのは「ドラフトブースト」と「エアロブースト」です。
KOM区間で有効なのは「ライトウェイト」です。
パワーアップアイテムについてはこちらの記事を参考に
ZWIFT(ズイフト) レースに勝つための6つのパワーアップアイテム 効果的な使い方とミステイク
レース中は他の人のドラフティングを使うこともできます。
ドラフティングについてはこちらの記事を参考に