ZWIFTの登場で、室内トレーニングは劇的に変化しました。
苦痛だったローラー台が楽しいものに変わりました。
ZWIFTはバーチャルの世界で自分のアバターが走ります。
部屋の風景は変わりませんが、バーチャルの世界に没頭できれば時間が経つのも早く感じます。
しかし、ZWIFTを長い期間続けていると、飽きるのも事実です。
トレーニングは、継続が最も大切です。
ZWIFTに飽きないために、様々な工夫をする必要があります。
同じことを繰り返すと、飽きることは避けられません。
物事を細分化すると飽きにくいことが分かっています。
「勉強する」ではなく、「数学」「英語」「国語」のように科目で細分化すると飽きにくくなります。
ZWIFTも同じように、「ZWIFTする」ではなく「レース」「ワークアウト」「グループライド」のように細分化すると飽きにくくなります。
集中し過ぎると、飽きやすいこともあります。
ゲームしながら同じ音楽を聴く場合と、同じ音楽だけを聴く場合は前者の方が飽きにくいです。
ZWIFTも、集中し過ぎずに動画などをみながらトレーニングすると飽きにくくなります。
類似体験を織り交ぜると、飽きにくいことが分かっています。
ZWIFTだけでなく、週に何度かは実走することで飽きを防ぐことができます。
ZWIFTの一番の魅力はレースです。
室内でいつでも世界中の人と競うことができます。
レースは、カテゴリー分けされています。
自分のレベルに合った人たちと競えるので、初心者でも楽しむことができます。
ZWIFTのレースは、現実のレースにはない特徴があります。
最も特徴的なのは、スタートです。
ロードレースのようにゆっくりスタートすることはありません。
最初から全力です。
最初は戸惑うかも知れませんが、回数を重ねると慣れてきます。
速いのは最初の数分間です。
やがてペースは落ち着きます。
ZWIFTレースについてはこちらの記事を参考に
ZWIFTレース必勝攻略ガイド【ヒルクライム・スプリントレース・タイムトライアル・クリテリウム】
ドラフティングも重要です。
ZWIFTも現実のレースと同じようにドラフティングを利用する必要があります。
ZWIFT特有のドラフティングテクニックを身に付けることが重要です。
ドラフティングについてはこちらの記事を参考に
ZWIFTレースは、上りで必ずペースアップします。
コースのどこに上りがあるのかを予め知っておくことが重要です。
上りや平坦で効果的にパワーアップアイテムを使うと、レースを有利に進められます。
パワーアップアイテムについてはこちらの記事を参考に
ZWIFT(ズイフト) レースに勝つための6つのパワーアップアイテム 効果的な使い方とミステイク
ZWIFTは多くのグループライドイベントがあります。
グループライドはハードなものからイージーなものまで様々です。
グループライドはZWIFTコンパニオンアプリから探します。
アプリから各イベントの距離とレベルを確認できます。
レベルはAからDに分かれています。
レースは自分のカテゴリーしか参加できませんが、イベントは好きなレベルに参加できます。
グループライドの多くは30分から2時間程度です。
週末は100kmを超えるイベントもあります。
グループライドは、単純に一緒に走るだけではありません。
イベントによって様々な意図があります。
グループリーダーの合図でインターバルをしたり、最後の一周だけミニレースがあったりします。
プロ選手や有名インフルエンサーと一緒に走る企画もあります。
グループライドは絶えず周りに人が居るので、飽きることがありません。
ドラフティング効果も高いので、距離も伸ばしやすくなります。
グループライドについてはこちらの記事を参考に
ZWIFTには無数のワークアウトがあります。
ほとんどのワークアウトは一流のコーチが考えたものです。
以前なら、限られたプロ選手しか行っていなかったものです。
ZWIFTならいつでも最適化されたワークアウトでトレーニングできます。
ワークアウトが無数にあるので、どれを選んだらいいのか迷ってしまいます。
目的に合ったワークアウトはスタート画面から選択できます。
ワークアウトは時間と目的別に選択できます。
「リカバリー」「エンデュランス」「スイートスポット」「FTP閾値」「VO2MAX」「FTPテスト」「スプリント」「クライミング」などが選択できます。
ワークアウトの内容や時間も直感的に分かるようになっています。
リカバリーライドについてはこちらの記事を参考に
【ロードバイク】科学的根拠のないリカバリーライドと効果のある完全休養のどちらをするべきか
VO2MAXについてはこちらの記事を参考に
【ロードバイクのVO2MAX判定】自分のVO2MAXは普通より高いor低い?【海外プロロードレーサーと比較】
グループワークアウトに参加することもできます。
グループワークアウトはコンパニオンアプリから確認できます。
1時間に1回程度開催されています。
多くのグループワークアウトは30分から1時間程度です。
ウォーミングアップとクールダウンが組み込まれているので、レースのようなアップは必要ありません。
ZWIFTには様々なバッジがあります。
バッジは、特定のルートを完走したり、100km/h出した時などにゲットできます。
バッジの種類は200以上あります。
バッジをゲットすると、種類に応じたボーナスXPが貰えます。
バッジの中には、獲得するのが難しいものもあります。
獲得が難しいのは次の3種類です。
1200Wバッチは名前のとおり1200W出せばゲットできます。
アマチュア選手は1000Wだすのも困難です。
1200w出すには相当な脚力が必要です。
スプリント能力についてはこちらの記事を参考に
ロードバイクのスプリント力に直結する「無酸素パワー」への大きな誤解
エベレスティングバッチは、1回のライドでエベレストと同じ獲得標高(8848m)を上ればゲットできます。
Alpe du Zwift(アルプ・ド・ズイフト)の獲得標高が約1000mなので、9回上る必要があります。
どんなに速い人でも10時間以上はかかります。
Alpe du Zwift(アルプ・ド・ズイフト)についてはこちらの記事を参考に
Alpe du Zwift(アルプ・ド・ズイフト)60分切りに必要なパワーと5つの秘策
ファンクラブバッチは1回のライドで100のライドオンを貰えばゲットできます。
1回のライドで100のライドオンを貰うのは、かなりの有名選手でないと難しいです。
又は、大規模なイベントをはしごすれば可能かも知れません。
ZWIFTにはセグメントと呼ばれる計測区間があります。
セグメントは12のワールドのそれぞれに設定されています。
セグメントは全部で104か所あります。
セグメントが最も多いのはWATOPIAで、26か所です。
セグメントはスプリント区間と山岳区間に分かれます。
ワールドにログインしてるライダーの中で最速タイムを出した人には、ジャージが与えられます。
ジャージの保持時間は1時間です。
1時間以内に最速タイムが塗り替えられた場合は、ジャージを失います。
ZWIFTセグメントについてはこちらの記事を参考に
【ZWIFTセグメント徹底解説】最速タイムを出してジャージをゲットする方法
ZWIFTにはロボペーサーと呼ばれるボットライダーがいつでも走っています。
ロボペーサーは9人いて、それぞれ速さが違います。
その日の気分や体調に合わせてロボペーサーを選ぶことができます。
ロボペーサーの周りには、他のライダーがたくさん居ます。
皆で一緒に走ることで、ドラフティング効果が生まれ、距離を稼ぐことができます。
ロボペーサーはいつでも離脱できるので、グループライドのように時間を合わせる必要がありません。
フリーライドで走りたいときは、ロボペーサーと一緒に走るのも良いでしょう。
ロボペーサーについてはこちらの記事を参考に
ZWIFTで最も目立つバイクがトロンバイクです。
トロンバイクは何か月もかけて獲得標高を稼ぐ必要があるため、レアなバイクです。
トロンバイクをゲットするには、ZWIFTエベレストチャレンジにエントリーます。
その後、50000メートル登るとトロンバイクが与えられます。
Alpe du Zwift(アルプ・ド・ズイフト)を使ってトロンバイクをゲットするには、48回上る必要があります。
速い人でも48時間かかります。
その他にも、最速でゲットするテクニックがあります。
詳しくはこちらの記事を参考に
ZWIFT最強「トロンバイク」の特徴と最速でゲットする4つの方法