ワレン・バルギル選手は1991年10月28日生まれの30歳です。
フランスのエンヌボン出身です。
エンヌボンはフランス西部のブルターニュ地方にある街です。
人口は約1万5千人。
夏は快適ですが冬が長く、年間を通して曇りが多い地方です。
エンヌボンは小さな街で冬が長く寒いよ!
小さいころからマウンテンバイクやBMX、シクロクロスをしていました。
フランス選手権ジュニア優勝
2009年のフランス選手権ジュニアロードで優勝します。
18歳でフランス選手権ジュニアを制しているよ!
ツール・ド・ラブニール総合優勝
2012年に21歳でツール・ド・ラブニールで総合優勝。
ポイント賞と山岳賞も獲ります。
ツールドラブニールはU23版ツールドフランスとも呼ばれる若手選手の登竜門的なステージレースです。
9ステージ1200kmで争われます。
国別対抗になっており、日本は2017年に自力で出場枠を獲得し参戦しています。
雨澤毅明選手、岡篤志選手、小野寺玲選手、石上優大選手、岡本隼選手、山本大喜選手という日本を代表するU23選手(2017年当時)が参戦しましたが結果は雨澤毅明の総合39位が最高位と厳しいものでした。
ツールドラブニールは各国のU23選手が自身の未来をかけて挑むレース!
とてもハイレベルなステージレースだよ!
アルゴス・シマノへ加入
2013年の22歳でアルゴス・シマノへ加入します。
プロ1年目のブエルタ・ア・エスパーニャ13ステージでプロ初勝利。
16ステージでも区間優勝します。
プロ1年目でブエルタ2勝!
プロ生活を好スタートさせます。
ツールドフランス総合10位
チーム・サンウェブ時代の2017年ツールドフランスで総合10位を獲得します。
山岳賞と総合敢闘賞も獲得しました。
フランス選手権ロード優勝
チーム アルケア・サムシック時代の2019年にフランス選手権ロード優勝。
2020年はフランスチャンピオンジャージである「トリコロール」ジャージで活動しました。
ワレン・バルギル選手は身長182cm、体重62kgです。
ZWIFTレベルは25。
ZWIFTコンパニオンアプリで「WARREN BARGUIL」と検索すると見つけられます。
ZWIFTを始めたのは2016年2月。
最初は非公開でしたが最近のワークアウトは公開されています。
海外プロロードレーサーのアクティビティは非公開が多いよ!
レースやワークアウト、ミートアップなど様々なイベントに参加しています。
レーススケジュールの都合なのか、数か月現れないこともあります。
ワレン・バルギル選手のワークアウトを見ていこう!
オリジナルワークアウトと思われます。
RELANCESとはフランス語でリレーという意味です。
1時間220Wの間に20秒700Wを4回×4セット、計16回行います。
ワレン・バルギル選手の体重は62kgなので体重換算すると11倍になります。
オリジナルワークアウトと思われます。
310W8分間×5セットです。
セット間のレストは3分間です。
体重換算すると5倍です。
タイムトライアル強化のワークアウトと推測されます。
310W8分間でも心拍数が160bpm./分程度にしか上がっていないのが驚きです。
160bpm./分だからまだ余裕があるね!
30秒オンー1分30秒オフのインターバルです。
オンは600W、オフは170Wです。
30秒オンー1分30秒5回×3セットです。
セット間のレストは6分間です。
スプリント力を強化する無酸素系インターバルです。
310W45分間で途中に410W1分間×9回です。
このメニューは普通の人には絶対ムリ!
ワレン・バルギル選手の体重が62kgなので5倍を45分間続けるのは流石です!
心拍数も150BPM/分から170BPM/分をキープしています。
5分間Vo2maxインターバル×8セットです。
Vo2max域は340Wです。
インターバル間のレストは5分間で220Wです。
インターバル間のレストもあまり下がらないので後半にかけて疲労が溜まっていくワークアウトです。
2021年シーズンはフランス籍のチーム・アルケア・サムシックで走ります。
エースはナイロ・キンタナです。
2020年はキンタナを支える走りをしたよ!
ピュアクライマーでありながら2021年はパリ・ルーベに初参戦します。
2021年パリ・ルーベはコロナ禍の影響で10月3日に延期されています。
最大の目標はツールドフランスです。
第3ステージは故郷のブルターニュ地方を通ります。
第2ステージまでにマイヨ・ジョーヌを獲得すれば故郷に凱旋することが出来ます!
2020年は未勝利に終わりましたが、2021年はどのようなシーズンになるでしょうか。