2021年3月27日、28日の2連戦でいよいよJCLプロロードレースツアーが開幕したね!
YouTubeライブ放送で見たよ!
YouTubeライブ放送で迫力の映像が観れたから凄く面白かったね!
2021年3月27日、28日の2連戦でついにJCL(ジャパンサイクルリーグ)プロロードレースツアーが開幕しました。
3月27日に「カンセキ真岡芳賀ロードレース」
3月28日に「カンセキ宇都宮清原クリテリウム」が開催されました。
JCLプロロードレースツアーについてはこちらの記事を参考に
サイクルロードレース主要大会カレンダー!Jプロツアー・JCL・東京オリンピック・ジャパンカップなどなど
27日にロードレース、28日にクリテリウムが開催されました。
コロナの影響で無観客レースとなりました。
残念ながら無観客レースだったね
その代わり、1万2千人以上もの人が視聴していたよ!
YouTubeライブで生配信したので1万2千人以上がレースを楽しめました。
YouTubeライブはアーカイブで残っており、視聴回数も伸びています。
記念すべきJCLプロロードレースツアー開幕戦ロードレースを制したのは宇都宮ブリッツェン増田成幸選手でした。
レース展開についてはYouTubeでハイライトが観れるよ!
ワンツーフィニッシュも決められたのでこれ以上ない結果だったと思います。同じ集団内には鈴木龍選手がいて最後まで一緒に行ってしまったら勝てないということは分かっていたので、何とかしてあの逃げ集団の中でもさらに厳しい状況を作っていきたいと考えた時に、最終周のあのタイミングで仕掛けるのがいいと思っていたので決まって良かったです
シクロワイアード 増田成幸コメント
2日目のクリテリウムを制したのは同じく宇都宮ブリッツェンの小野寺玲選手です。
雨のクリテリウムで落車が続発する中、スプリントを制したよ!
小野寺選手はJプロツアーからこのレースで4連勝を果たしたよ!
レイアウト的に低速からのスプリントで自分としては得意な形ではなかったのですが、自分の脚を信じてもがきました。新しいリーグが始まっていろいろと大変な中で、地元選手が明るいニュースを作れて、まずは安心しています
シクロワイアード 小野寺玲コメント
複数台のカメラをスイッチング
素晴らしいレースでしたが、何よりもサイクルロードレースファンを驚かせたのは中継技術です。
定点カメラ、ドローン、バイクカメラを素早くスイッチングして臨場感あふれる中継を楽しむことができました。
ロードレースは確認できただけで定点カメラが4か所、ドローン3機、バイクカメラ2台を使っての中継でした。
クリテリウムは定点カメラ3か所、ドローン1機、バイクカメラ2台でした。
定点カメラはテレビ台を設置し、上からの映像を配信していました。
絶妙なタイミングで映像が切り替わったので臨場感がすごかったね!
バイクカメラは後部座席のカメラマンが立って撮影していました。
ブレもほとんどなく、安定した映像でした。
ロードレースは固定カメラ4台、ドローン3機、バイクカメラ2台を使っていたよ!
クリテリウムは固定カメラ3台、ドローン1機、バイクカメラ2台を使っていたよ!
充実した実況・解説
実況、解説も素晴らしかったです。
実況はフリーアナウンサーの木下貴道さんです。
木下貴道さんはDAZNでジロデイタリアを実況した実績もあります。
選手の特定も素早く正確でした。
レース展開がない時はチーム紹介や選手紹介を挟んでいたので視聴者は飽きる事がありませんでした。
解説は元宇都宮ブリッツェンの大久保陣さんです。
選手目線での解説は的確でした。
実況、解説もすごく良かったね!
息遣いまで伝わる音声
中継で驚いたのは音声!
ギアチェンジの音まで聞こえたよ!
音声も素晴らしかったです。
選手間の声は勿論のこと、ギアチェンジの音まで拾っていました。
バイクから音声を拾っているのに風切音やエンジン音はほとんどしませんでした。
選手の息遣いまで伝わる音声だったね!
鮮明な映像と高音質のおかげで臨場感が増していました。
分かりやすいテロップ
先頭集団の選手が一目で分かるテロップが表示されていました。
JCLは地域密着のリーグです。
チームにはそれぞれ本拠地があります。
JCLプロロードレースツアーは東から順番に番号が割り振られます。
最も東に本拠地を置く那須ブラーゼンが「1」。
最も西に本拠地を置くスパークルおおいたが「13」です。
なぜか「3」「6」「9」「11」は欠番だね
一年を通して同じ番号なので選手を識別しやすいです。
テロップには番号と選手名が表示されていました。
シーズンを通して同じ番号なので分かりやすい!
経験豊富な映像作成班
シクロワイアードの記事によると今回の中継に関わっているのは映像制作のプロ集団です。
中継に携わったスタッフは約20名。
サイクルロードレースの中継に携わった事のある映像のプロやYouTubeライブの専門業者が招集されています。
今回のレース会場は携帯電話の電波回線が良好だったこともYouTubeライブ成功の要因です。
今後開催されるツールド熊野や広島県中央森林公園など電波状態の悪い地域でYouTubeライブがどうなるのか要注目です。
YouTubeライブの最初にはCMが流れました。
CMはYouTube側が流すものではなく、主催者側が流すものでした。
最初のCMはテレビ番組みたいだったよ!
「株式会社カンセキ」「足利銀行」「栃木信用金庫」「トヨタカローラ栃木」「宇都宮市」のCMが流れました。
株式会社カンセキはレーススポンサーになっています。
そのため、レース名が「JCLジャパンサイクルリーグ カンセキ真岡芳賀ロードレース」「JCLジャパンサイクルリーグ カンセキ宇都宮清原クリテリウム」となっています。
カンセキは宇都宮市に本社を置き、ホームセンターやアウトドア専門店を展開しているよ!
YouTubeライブにはチャット機能があります。
チャットのコメント数が多かった時や「W」や「草」といったチャット特有のコメントが多かった時を抽出したランキングです。
ロードレース
ロードレースでチャットが最も盛り上がったランキングの1位から3位はライブ開始4時間27分から4時間31分の間でした。
この時、何があったの?
4時間30分前後はゴール後に宇都宮ブリッツェンの小嶋渓円選手が涙声で増田選手に語るシーン!
見事にチャット欄を盛り上げたよ!
「ブリッツェン劇場」だったね!
まだ見ていない人はぜひ見てね!
4位はライブ開始5分40秒から6分45秒でした。
この時はどういうシーン?
カメラが現地映像に切り替わって元宇都宮ブリッツェンの大久保陣さんとフリーアナウンサーの木下貴道さんが登場したシーンだよ!
ついに始まったってことでチャットが盛り上がったんだね!
クリテリウム
クリテリウムでチャットが最も盛り上がったのはライブ開始16分10秒から17分40秒です。
何があったの?
大久保陣さんがキナンサイクリングチームの畑中勇介選手にレース前インタビューするシーンだよ!
ゴールシーンや落車など、他にも盛り上がりそうなシーンはたくさんあったけど、畑中選手のインタビューが最も盛り上がったんだね
次にチャットが盛り上がったのはライブ開始1時間4分30秒から5分30秒です。
何があったの!?
ブリッツェンラバーズのYOUさんと中愛さんがレースレポーターとして登場したシーン!
分かりやすい・・・
その次に盛り上がったのはライブ開始1時間41分から1時間42分でした。
ゴール後に宇都宮ブリッツェンの選手が喜び合うシーンがランクインしたよ!
JCLプロロードレースツアー開幕戦は大成功でした。
ネット上にも賞賛の声が溢れています。
ここまでハイクオリティのレース映像を流すには運営側の並々ならぬ尽力があったことは容易に想像できます。
有料放送にしても十分なほどの中継をYouTubeライブで無料で観れるのは感謝しかありません。
日本のサイクルロードレースは新しい段階を迎えました。
次の大きな大会は6月のツールド熊野です。