冬のロードバイクは、有酸素能力を向上させるトレーニングがおススメです。
有酸素能力を向上させることにより、FTPやVO2MAXが上がります。
冬の間に大きな土台を作れば、来シーズンに飛躍することができます。
有酸素能力を向上させるのに必要なのは、低強度・長時間トレーニングです。
プロ選手も多くの時間を低強度トレーニングに費やしています。
冬のトレーニングについてはこちらの記事を参考に
冬におススメ!基礎トレZWIFワークアウト5選!!【1時間未満編】
春に向けて!ZWIFTワークアウト スイートスポットトレーニング5選
低強度、長時間のロードバイクトレーニングは外で実走する方が合理的です。
しかし、冬は日の出が遅く、日の入りが早くなります。
ZWIFTワークアウトを活用すれば、時間や天候に左右されることはありません。天気の良い週末は外でトレーニングしましょう。
WORKOUTS→2018PRL100PREP→WEEK10→Day6ーTempo1×60min
このワークアウトは時間が長いので、動画や映画を見ながらがおススメです。
基礎期の前半はもう少し強度の低いトレーニングをします。テンポトレーニンについてはこちらの記事を参考に
ロードバイクのテンポトレーニング徹底解説【効果・リスク・トレーニングメニュー】
WORKOUT→10-12EK FTP BUILDER →WEEK11→Day5
90分のワークアウトです。
2分間のテンポ強度と3分間のスイートスポットのインターバルです。
エンデュランス強度よりも高いので、2月後半から3月に取り入れましょう。
アップの後に、テンポ強度とスイートスポットを交互に繰り返すインターバルを3回行います。
このワークアウトは、基礎期前半に行うには強度が強すぎます。
基礎期後半に入り、強度を徐々に上げたいときに使うといいワークアウトです。スイートスポット強度は時間効率よくFTPを上げることができます。
しかし、ベースとなるのは有酸素能力です。
シーズンオフの初めはトレーニング時間のほぼ全てを低強度に費やします。
シーズンオフ後半にかけてスイートスポットトレーニングを取り入れます。
スイートスポットトレーニンについてはこちらの記事を参考にスイートスポットトレーニング 時間効率重視でロードバイクトレーニング!向いている人は?やり方は?時間は?強度は?ZWIFTワークアウトは?疑問を全て解決!
WORKOUT→YOUR FIRST CENTURY →WEEK9 →Day3
エンデュランス強度の中に、15秒のスプリントが入ります。
基礎トレーニング期間中は、スプリント能力が下がってしまいます。
短いスプリントを取り入れることで、スプリント能力の低下を防ぐことができると言われています。
2時間という長いワークアウトですが、ほぼ全ての時間がFTPの65%です。
途中で15秒のFTP150%が入るので良い刺激になります。
動画や映画を見ながら頑張りましょう。
スプリント能力を上げるには、筋肉中のクレアチンリン酸を増やすことが重要です。
クレアチンリン酸についてはこちらの記事を参考に
【ロードバイク】クレアチンリン酸を増やし、繰り返されるアタックやゴールスプリントに勝てる体になる方法【反復スプリント】
スプリントトレーニンについてはこちらの記事を参考にロードバイクのスプリント力を強化!ベストな方法は!?
WORKOUT→YOUR FIRST CENTURY →WEEK9 →Day3
2時間の長時間ワークアウトです。
途中でFTP110%が入りますが、レストが3分間あるので回復できます。
基礎期のワークアウトは時間がかかるので、動画や映画を見て飽きないように工夫しましょう。
37分のエンデュランス強度の後に110%FTP強度で1分30秒のインターバルです。
レスト3分の後に、再びエンデュランス強度で30分です。
この種のワークアウトはいかに飽きずにできるかが鍵です。
室温も大きく影響します。
ZWIFTに最適な室温は想像よりも低いです。
窓を開けてZWIFTする必要があるかも知れません。
真冬でも扇風機も活用します。
ZWIFTの適温についてはこちらの記事を参考にZWIFTに最適な快適室温は何度!?暑すぎる・寒すぎるとどうなるの!?
WORKOUT→2018PRL100PREP→WEEK3→Sub Threshold♯3
Sub Thresholdとは閾値以下という意味です。
名前の通り、テンポとスイートスポットのインターバルです。
スイートスポットは1分間で、テンポ強度は20分間です。
基礎期前半では強度が高すぎるので、基礎期後半に取り入れると良いでしょう。
最長でも20分間のインターバルなので比較的飽きにくいです。
1時間16分のワークアウトでTSS83あります。
基礎期後半に入り、強度を徐々に上げるときにおススメのワークアウトです。
基礎期は長くて地味なトレーニングが続くので、強度を上げたくなります。
有酸素トレーニングは、低強度、長時間が基本です。
低強度で長時間トレーニングすることで、結果的に速くなります。