ZWIFTにはグループライドがあります。
グループライドは、フリーライドにはないメリットがあります。
大勢の人と一緒に走ることで、より楽しくトレーニングできるようになります。
目的が同じ人となら、頑張ることができます。
一人では走れなかった距離を走れるようになります。
レースは限界まで追い込めます。
ZWIFTグループライドは、回復走や持久走など、自分の目的に応じたトレーニングができます。
ZWIFTコンパニオンアプリから、参加したいグループライドを選択します。
アプリを立ち上げ、「イベント」をタップします。
カテゴリーは通常1つですが、複数あるグループライドもあります。
自分の目的に合ったカテゴリーを選択します。
イベント概要の「もっと詳しく」をタップすると、詳細を見ることができます。
今回選択したのは「OTR TEMPO GROUP RIDE」です。
名前の通り、テンポペースのグループライドです。
テンポペースについてはこちらの記事を参考に
ロードバイクのテンポトレーニング徹底解説【効果・リスク・トレーニングメニュー】
イベント概要には次のようなことが書かれています。
Bカテゴリーは、ウォーミングアップが2.5w/kgです。
その後、3.1w/kg~3.5w/kgで約1時間走ります。
距離は40km程度です。
コースは短い周回なので、遅れても復帰することができます。
一定ペースではなく、リカバリーの時間もあります。
最終周回はレースペースです。
限界まで追い込むことができます。
Cカテゴリーは2.5w/kg~3.0w/kgで走ります。
リーダーの指示に従ってスプリント、テンポ、リカバリーを行います。
カテゴリーはパワーウェイトレシオで分かれています。
パワーウェイトレシオについてはこちらの記事を参考に
ヒルクライムレースに向けて急激にダイエットするのは、悪影響しかない理由
コンパニオンアプリでグループライドを選択し、ZWIFTを立ち上げます。
グループライドのスタート時間が近づくと、自動的にスタートラインに移動します。
内容が複雑な時は、グループリーダーがチャットで内容を確認してくれる場合もあります。
グループリーダーは黄色で表示されます。
グループライドがスタートしたら、リーダーの指示に従います。
リーダーの指示は画面中央に表示されます。
グループライドは、レースではありません。
レースをしたいなら、レースに参加しましょう。
グループライド中に、イベント的に「ミニレース」がある場合もあります。
「ミニレース」は、グループリーダーからスタートの合図が出ます。
合図が出るまでは、ペダルを踏み込まないようにしましょう。
ZWIFTレースについてはこちらの記事を参考に
グループライドのエントリーページには、イベント概要が載っています。
簡単な英語で書かれています。
グループライドの雰囲気やペース配分を確認するこができます。
グループライドの目的や、内容を大まかに把握しましょう。
「ペースのアップダウン」「最終周回でミニレース」などを事前に知っておくと、ライド中に戸惑わなくなります。
グループライドはレースのような「カテゴリー強制」がありません。
どのレベルのイベントにも自由に参加できます。
カテゴリー強制についてはこちらの記事を参考に
カテゴリー詐欺撲滅!?ZWIFT新機能「カテゴリー強制」とは!?
Bカテゴリーの人が、リカバリー目的でDカテゴリーに参加することもできます。
自分の目的に合ったパワーウェイトレシオのイベントに参加しましょう。
体が温まってくると、ついついペースが上がってしまいます。
グループの先頭に出る場合は、設定ペースを守るようにしましょう。
極端に前に出ると、必ずついてくる人がいます。
ZWIFTにはドラフティング効果があります。
何人かが集団から飛び出すと、全体のペースも上がってしまいます。
もしペースアップする人がいても、無視しましょう。
グループライドは設定ペースを守ることが大切です。
スプリント区間やKOM区間では、特に注意が必要です。
ペースを乱す行為は、グループライドを台なしにします。
マナーを守って楽しくトレーニングしましょう。
グループリーダーがフェンスを設定することがあります。
フェンスはグループリーダーからの距離ではなく、時間で設定されています。
設定時間は、グループリーダーが決めることができます。
フェンスから飛び出すと「Return to Group」の警告が出ます。
警告が出たら、素早くリーダーの元まで戻りましょう。
60秒カウントダウンを無視し続けると、グループライドから排除されます。
画面に表示されるミニマップを活用しましょう。
ミニマップには自分の位置の他に、グループリーダーの位置、フェンスの位置、集団の状態が表示されます。
集団がまとまっているのか、ばらけているのかが俯瞰して見れます。
自分が集団から離れていれば、リーダーの場所に戻りましょう。
グループリーダーはボットではありません。
生身の人間が、ボランティアでしています。
イベントによっては、パワーウェイトレシオが守られなかったり、ペースが速すぎる場合もあります。
上りで速すぎたり、遅すぎたりする場合もあります。
完璧なペーシングを求めるなら、ペースパートナーを選択しましょう。
ペースパートナーについてはこちらの記事を参考に
ZWIFTペースパートナーが大幅アップデート 全9人の紹介と5つの活用法
グループライドを楽しむコツは、多少の不覚的要素を受け入れることです。