ZWIFTアカデミーはレースやグループライドの他にワークアウトがプログラムされているよ!
Zwift アカデミー 2021では6つのワークアウトが用意されました。
6つのワークアウトはZWIFTのワークアウトプランに残っているのでいつでも誰でも取り組むことができます。
ワークアウトメニューに残っているので誰でもできるね!
ワークアウトはスティーブン・ギャラガー(Stephen Gallagher)コーチとダン・フリーマン( Dan Fleeman)コーチがプログラムしました。
スティーブン・ギャラガーコーチは1980年生まれのアイルランド人です。
17歳の時にプロ選手を目指してヨーロッパのチームに入ります。
2003年にプロ入りします。
2011年にサイクリングコーチング会社である「Dig Deep Coaching」を設立します。
世界の一流コーチが作ったワークアウトだよ!
6つのワークアウトは大きく2つに分かれています。
前半はVO2MAX向上で後半は有酸素能力の向上です。
前半はVO2MAX強化!
Zwift Academy 2021の前半はVO2MAX強化のトレーニングです。
VO2MAXは最大酸素摂取量です。
体内に取り込める酸素の量が多いほど強くなれます。
VO2MAXについてはこちらの記事を参考に
ワークアウトのメインセットは3セットです。
各セットは6分間です。
FTP115%と95%を繰り返します。
インターバルの最初にFTP115%をすることで疲労の度合いを高め、効率良くトレーニングできます。
トレーニング時間は49分間でTSSは60です。
VO2MAX+有酸素能力強化のワークアウト!
強度の激しく上下するレースで勝てるのはVO2MAXの高い選手だけです。
レースで勝つためにハードなトレーニングを頑張りましょう。
このワークアウトは最初にVO2MAX強度で、その後に有酸素強度でトレーニングします。
6セット行うことでVO2MAXと乳酸除去能力を鍛えます。
乳酸除去能力が向上すると疲労からの回復が早くなります。
乳酸除去能力についてはこちらの記事を参考に
トレーニング時間は51分間でTSSは70です。
一定強度の途中で短時間高強度インターバル!
タイムトライアルや集団走行を想定したワークアウトです。
一定ペースの途中で30秒間のペースアップがあります。
乳酸耐性のある人ほど持久力が高くなります。
このワークアウトの目的は乳酸耐性の向上とVO2MAXの向上です。
ワークアウトの大半をVO2MAX強度でトレーニングします。
ワークアウト時間は48分間でTSSは62です。
後半は有酸素能力強化!
Zwift Academy 2021の後半は有酸素能力を鍛えます。
有酸素能力はロードレースの土台となる能力です。
有酸素能力を高めなければVO2MAXは高くなりません。
有酸素能力についてはこちらの記事を参考に
FTP付近でトレーニングすることで効率よく有酸素能力をトレーニングできます。
ワークアウトでは12分間のFTP強度を2セット行います。
ワークアウト時間は49分間でTSSは60です。
タイムトライアル強化のワークアウトだよ!
15分間から30分間のタイムトライアルに必要な能力を鍛えます。
タイムトライアルについてはこちらの記事を参考に
このワークアウトではFTP強度に30分間滞在します。
最初のセットの強度が高くなっているのがポイントです。
セットの最初の強度を高くすることで体内の乳酸値が高いままトレーニングすることになります。
逆にワークアウトの後半は徐々に強度が上がります。
楽に始まり最後をハードにすることで疲労が蓄積し、トレーニング効果を最大化できます。
ワークアウトの目的は有酸素能力向上と疲労耐性の強化です。
ワークアウト時間は1時間でTSSは75です。
最後はFTP強化!
レースでアタックしたり短い上りを駆け上がると脚が焼け付くように熱くなります。
このワークアウトの目的は短いアタックを何度も繰り返せるようになることです。
ワークアウトの最初に無酸素強度を行うことで体内の乳酸濃度を高めます。
その後に1分間のレストがあります。
このレストで呼吸は整いますが、乳酸濃度は高いままです。
乳酸濃度が高いままメインセットに挑みます。
メインセットは7分間のFTP強度です。
乳酸濃度が高いままなので疲労感が大きくなります。
FTPが向上することで、より長い時間・強度で踏めるようになります。
ワークアウト時間は54分間でTSSは66です。